2013年08月07日

バンコクRembrand Hotel のRang Mahal

その日もバンコクの巨大スーパー、ビックCで涼みがてらブラブラしていた。バンコクにはビックCはじめ、外資系のカルフールやテスコロータスなどといった巨大なスーパーが多い。冷房もガンガン効いているし、食料品売り場や日用雑貨売り場などブラブラしているだけで我を忘れ気が付くと2〜3時間経っている。そんなビックCでたまたま書籍コーナーの料理関係の書籍を陳列している棚に他のタイ語は読めないものの“Buffet”の英語が表紙に飾られた一冊が目に留まった。これはバンコク食べ放題ガイドに違いない。





内容がタイ語ながらオールカラーで写真が豊富。ページを繰っていると8割がた日本料理系の中、インド料理の写真を発見。タイ語なので読めないがかろうじて英文で書かれていたRembrand Hotel というホテル名とRang Mahalという店名だけは判読出来る。書籍は150バーツだったので衝動買い。タイ語の地図・行き方も記載れていてタクシーにそのまま見せれば逆にこちらの方が使いやすい。記載されてあった電話番号に電話すると食べ放題は日曜のランチのみだという返答。ふと気が付くとwondafulな事にその翌日が日曜だった。

格式高そうなRembrand Hotel のロビーを抜け、26FのRang Mahalにたどり着くと入口にはこれでもか、と言わんばかりの数々の賞状が所狭しと張り巡らされている。





午後遅い時間帯に、タブラや声楽など北インド古典の生演奏も聞けるという。
















 ↑コック長のRanjan Misra氏の案内も壁に掲げられている。北インド出身者の名前だ。

Rang Mahalを出てスクムビットのsoi20あたりをブラブラしていたら、インド系の日用雑貨屋(グローサリー・ショップ)を見つけた。在タイ二世のパンジャーブ系の女性が店番していて、彼女の夫が店舗の権利を持っているという。会話はヒンディー語だがタイ語が所々混じるのが興味深い。



ギーやTATAティー、もちろんマサラ類など品揃えなどはインド人相手のため、全世界的に共通している。







日本で見ない売り方として、店頭で小さいショーケースに入れてサモサを売っていた。誰か買うのかと思っていたら後に来たインド人が買い、その場で食べていた。日本でこういう形態で食品を販売するのも可能であれば面白い。
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2012年05月15日

タイフェス2012

この前の日曜、たまたまタイ人と話をしていたら『今日はタイフェスティバルですよ』と教えてもらった。たまたま渋谷近くに居たので短時間だけ、立ち寄ることができた。



土日は両日ともすがすがしい五月晴れ。
去年は震災で開催を自粛したのもあってか、今年はさらなる人手のような感じがする。
場内地図やパンフレットの類も完備されているし、場内至る所でタイ文化の展示やパフォーマンスがあって楽しめるし、物販と飲食の配置などもバランスがよく、いろんな点でよく考えられていてこうした国内の国際野外イベント中最大の動員数を誇るのがよくわかる。






















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2012年03月13日

タイ屋台の骨組み

バンコクの路上にはいたるところに無数の露店・屋台が軒を連ねている。
屋台主は営業時間になると鉄管で出来た屋台の骨組みを組み立て、天幕を張り、ベニヤ台や陳列網に商品を並べる。そして営業時間が終わるとその逆順序をたどって現場を後にする。一見、非効率で面倒な作業に思えるが、毎日の作業だけあってその手順や道具・什器などは極限まで合理化されている。
 

アジアハンターも時々野外のイベントや催しに出店しますが、商品の陳列・什器の組み立て・値札の付け方・見栄え…といった作業にいつも四苦八苦する。タイの露店・屋台は陳列も見事で見栄えよく、組み立て・片付けも合理的で大変参考になる。(※ちなみに2012年5月26日(土)・27日(日)にラオス・フェスティバルに出店します) 

今回は早朝のバンランプー市場周辺を見て回りました。
 
ひときわ太い骨組み。


よく見ると水道管。継手などを上手く使って見事に露店の型枠にしている。


道路を仕切る鉄柵も固定用のヒモが張られて上手く利用されている。


このような出来上がりの骨組みは売られているらしい。
非常にシステマティックに出来ている。

 





陳列用のアミを3方向に設置。ここにフックやハンガーで商品を陳列する。




右のアルミ製の大きな行李に商品が入っている。
行李の運搬はタクシーなど普通車の荷台には入らないのでトゥクトゥクが活躍する。

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2011年10月29日

タイ料理

一昨日のランチは錦糸町ゲウチャイで食べた。
Keawjaiと表記して「ゲウチャイ」と読む。ヒンディー語のアルファベット表記でもそうだが、アジア諸言語の文字数に対応するだけのアルファベットがそもそも不足しているので、同じ文字に複数の読み方をさせて当てている。例えばヒンディー語の「ラ」音はアルファベットで書くとLaとRaのほかにDaも使う。そのアルファベット表記を日本人はローマ字読みしてしまうので明らかな表音間違いが生じる。ちなみにアルファベットですらLとRの二字があり、ヒンディー語では四字もある「ラ」はカタカナでは一字しか無い。…などという事を考えているとランチのBセットが出てきた。



ボリュームのあるバミーナームがメインで、肉と野菜の炒め物が乗っかったご飯(もちろんタイ米)がついている。このバミーナームはタイでいつも食べる二倍ぐらいの量があるのではなかろうか?いつもタイでバミーを食べるときに感じる食べ足りない感が無く味も美味い。
※ちなみに弊社サイトではタイの食器・タイの調理器具も販売しています。

その日の夕方、バンコク出身のタイ人と話す機会があったが、彼の実家の方も水害の被害を受けているという。特に水道からの水が臭く、炊事・洗濯など支障をきたしているらしい。外務省も渡航自粛勧告を出している。ただこういう報道であたかもタイ全土が洪水被害を受けているように感じさせられるが、おそらく大部分の場所は問題ない。それにしてもHISが販売しているタイ往復はサーチャージ込みで最安20,000円〜と破格だ。
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2011年04月17日

『Enjoy Nepalese Cuisine』 ネパール料理本

海外での楽しみの一つはその国の本屋に入る事である。特にアジアの旅では本屋はエアコンも効いているし、中には書籍を読む人用のイスまで用意されていたりして、立ち読みならぬ座り読みが出来るところもある。タイやインドでは出版点数も多く、行く度に欲しい本が見つかる。

タイでチェーン展開している本屋としてD.K.BooksやAsia Booksなどがメジャーなところで、陳列はタイ語が主だが英語の本も少なからず置いている。尚、Asia Booksのメンバーになると10〜15パーセント引きで購入できる。メンバーカードは誰でも作れるので本好きの方にはオススメ。D.K.Booksの方は学術系のWhite Lotususなど結構硬めの本の品揃えがいい。収入やメニューなどタイの屋台をフィールドワークした『Bangkok's Foodscape』などのあまり売れ線狙いではないタイ料理関連の本がたくさんこの出版社から出ている。

さて、今回チェンマイにあるD.K.Booksに入ったところ、珍しい以下本を見つけた。
『Enjoy Nepalese Cuisine』


『Tibetan Cooking』


共にIndra Majupuriaという人の著書で、奥付を見ると『Enjoy Nepalese Cuisine』の方はカトマンドゥでの印刷となっているが、『Tibetan Cooking』はバンコクでの印刷となっている。チェンマイのD.K.Booksはさすがに地方の書店だけあってあんまり英文書籍そのものが少なかった中で、なぜかネパールとチベットの料理本が置かれていたので思わず手に取ったものの厳重にビニール包装されていたので意を決してジャケ買いする。

宿に戻って読み進めると、特に『Enjoy Nepalese Cuisine』がいい。オールカラーな上にダルバート・タルカリ、モモなどのメジャーなネパール料理以外にも、例えばネパールで食されるスナック菓子やインスタントラーメン、食パン、市場の野菜、調味料、清涼飲料水まで網羅的に記述がある。しかも写真入り。そのほか調理器具の図入り解説など希少な内容。
 



発行年は1990年のようで、当時のやや懐かしい写真もいい。料理を民族別に分けるのではなく、料理の種類ごとに分類していて、ペーパーブックながら小さなも漏れないように大変丁寧に作られている。
これらの書籍は後日、↓ページにて販売予定なのでご興味のある方は是非どうぞ!
http://www.asiahunter.com/CD_BOOK/food-DVD-BOOK/Thai-Food-DVD.htm
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2011年04月14日

チェンマイ

バンコクで定宿としているのはプラトゥーナームの一角にあるホテルで、近くにはバンコクを象徴する高層ビルのバイヨーク2がそびえている。ここ10年ほどは主に雑貨仕入れが滞在目的となったので、常にこの地区に滞在していたが、今後は仕入れ商品の関係でこことは違った場所に滞在するようになるだろう。

この地区の利点は特に衣料系の問屋になっていること、輸出貨物屋さんがたくさんかたまっていること、両替屋も多いこと、などである。もよりのBTS駅までやや距離があるのと、特に夜、これはという飲食店がないことが難点だろうか。屋台はたくさん出てにぎやかだし、インド料理屋もバイヨーク周辺には多いのだが、座ってビールを飲みながら食べる美味しいタイ料理のレストランは少ない気がする。



ちょうど私が滞在していた頃、円高が進んでいて(というかドル安だが)、少しまとまった額の円現金を両替したら↓のような封のついた札束を渡された。



1000バーツ札×100枚。
こういうのをもらうと嬉しくなってすぐ記念写真を撮ってしまうあたり、我ながら貧乏臭い。

さて、今回はバンコクのみならずタイ北部のチェンマイにも足を運んだ。
空港を一歩出ると、そのノンビリとした空気が身体を包み何とも言えない脱力感が漂っている。バンコクのような大都会に居ると知らず知らず身体が硬直し緊張しているらしい事を、弛緩してはじめて気づく。昼間なのに薄暗く、かつ蒸し暑いチェンマイの街角のなんでもない裏道などで遭遇するひなびた民家や商家、それらに使われている古い木材の板塀やゆっくりと回転する天井からの扇風機、薄暗い裸電球、ラジカセから流れる哀調を帯びた歌謡曲、それら一つ一つが何ともいえない味わいを醸し出している。つげ義春のアングラ劇画を連想させるそれら風景に接するうちに、散歩は止まらなくなる。


さてそのチェンマイの某レストランで食事をした際、↓のような竹篭に入ったモチ米に遭遇した。

これはクラティップと呼ばれる道具で、このようにテーブルに置かれて器代わりにして直接、食べることもあるし、↓のように肩から提げてお弁当箱的に使用するケースもあるようだ。


北部タイ〜ラオスにかけて日常的に使われている品物で、弊社でも以下のページで販売していますので、ご希望の方はどうぞよろしくおねがいします。
http://www.asiahunter.com/seikatsu/syokki_Thai.htm
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2011年04月12日

タイの食器・調理器具各種、入荷しました

アジアハンターは先月、インド・タイはじめ東南アジア各国を仕入れ旅しておりました。
只今それらの商品が入荷ラッシュを迎えています。そのうち、比較的早く到着したタイの商品をサイトに更新しましたので、タイ料理にご興味ある方など、是非ご覧いただければと思います。


タイ料理用食器・調理器具ページ

今までインドには複数いた現地サポートスタッフですが、今回タイにも人材が得られました。タイ料理を追及する個人様は元より、今後はタイ料理教室やタイ料理店オーナー様からの大量発注などにも応じられます。よろしくお願いいたします。



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2011年04月06日

タイでの携帯使用方法

海外に於いて今回のような大震災が日本で発生した場合、仮に直接被災していなくとも、関係各位への連絡その他改めて携帯電話の重要性を感じた。特にフライトの確認・仕入れ先からの荷物輸送確認など携帯が無ければどうなっていたか分からない。そこでここでは、インド/タイでの携帯使用方法を記述します。
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ドコモやソフトバンクなど日本国内の主な携帯は海外でもローミングが使用出来る対応となっているが、通話料が高い。ソフトバンクは海外でもパケ放題のサービスがあるが、個人的に必要なのは日本とのやり取りでなく現地での通話である。

こうした理由で、数年前デリーのカロールバーグにあるグファー・マーケット(デリーにおける有名な格安中古携帯のマーケット)でノキア製の携帯を入手した。当時新品で2,000Rsぐらいだったように記憶している。マーケットの拡大で、現在は機種を選ばなければもっと安いのではないだろうか?
日本の携帯と違って、本体裏のカバーをはずし、SIMカードというチップを入れることで初めて使う事ができる。外国の場合、SIMカード無しの携帯とは単なるオモチャと一緒で、ソフトなしのPCが単なる箱なのと同じように何も使う事が出来ない。SIMカードの形状は世界共通なので、行く先々でSIMカードを購入し、携帯に入れることでそれぞれの国での携帯番号を取得する事となる。



SIMカードの購入にはインドの場合、州によって若干の差があるが、たいていパスポートのコピーなどが必要。特に在住者でなくとも、旅行者でも購入できる。タイの場合はパスポートのコピーすら不要。
インドで流通しているSIMカードにはAirTelなど海外ローミング対応のものもあり、SIMカードの価格はやや高くなるものの、インド国外でもそのまま携帯を使用することが出来る。これはタイも同様。もし既にSIMカードを差し込める海外用の携帯を持っているのなら、バンコクならば空港の到着ロビーにこうした携帯サービス会社のブースがあり、いとも簡単にSIMカード購入出来る。

またインドでも、街中に石を投げればSIMカード販売店にぶつかるかのごとく、無数に存在している。SIMカード/携帯専門店もあるが、別業種との兼業も多い。Air Telなどの看板がかかっているので気軽に立ち寄り、『Charge Please』でOK。そしたら「いくら分?」と聞かれるので、必要に応じて「100ルピー」とか「300ルピー」とか指定する。チャージ料金設定は非常に細分化されていて25ルピー分ぐらいからある。タバコですら1本単位で販売するアジア感を感じさせられる。尚、指値で300ルピーと指示しても、まるまる300ルピーがチャージされるわけではなく、販売業者の手数料が引かれた分がチャージされる。


バンコク・スワンナブーミ空港内到着ロビーにある携帯サービス会社カウンター

このうちタイではDTACという会社のサービスにリチャージ後1年間有効というコースもある。SIMカード購入時に『ワンイヤーone year』と言えばそのようにしてくれる。(SIMカードにはチャージの有効期限がある。チャージとは分かりやすく言うと先払い。日本と異なりあらかじめ「●●円分」といった具合に先払いでチャージしておかなくてはならない。当然、チャージ分が無くなると再チャージしなければならない)これはインドでも同様である。尚、携帯本体価格はタイではインド以上に安く、機種も豊富。またSIMロック解除業者もMBKなどにはたくさんいる。
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2011年04月05日

仕入れ中の大震災遭遇

2月末〜3月半ばにかけて、アジアハンターは毎年恒例のアジア仕入れに行ってました。
帰国日前日に東日本大震災が発生し、成田空港も一時的に閉鎖されました。大震災発生時、ちょうどまだバンコクの食器卸問屋で最終的なパッキングリストの作成〜確認中で、家族から携帯に連絡があったものの、その時点ではそれ程の規模だとは全く想像外でした。その後作業が一段落したので日本にかけなおそうとすると不通の状態が続き、その後『地震のため長時間、不通の状態が続くと思われます』というNTTドコモの自動音声を聞くにいたり次第にただ事ではない事が異国の空の下ながら分かってきました。
地震に伴い、今までたまにテレビなどで目にする「空港足止め」的な状況に、タイのバンコクにて一時的に遭遇したのでその顛末を記します。とは言っても以下記すように決して苦痛を伴うものではありませんでしたが。今後こうした事態に遭遇する旅行者にお役に立てば幸いです。
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地震のニュースは聞きつつも、まさかそれ程の甚大なものだとは知らず、暑い中汗まみれになって仕入れ荷物の確認作業などしていました。タイで仕事を手伝ってくれるT君の車でホテルに帰る途中、カーラジオからのニュースで徐々に事態が分かっていくものの、タイ語をT君に英語に訳してもらいながらの聞き取りなのでイマイチ理解が中途半端です。

私のフライトは12日早朝バンコク発のユナイテッド便だったのですが、前日の夜(11日の夜)ネットでユナイテッド航空のサイトチェックすると、トップページには英文で『成田を経由する便はキャンセル…』という一文が掲載されているのみ。ちなみに日本語サイトにはその一文すら記載ない。念のためユナイテッドの日本事務所に電話するも既に営業時間を過ぎていて連絡不通(同社の日本事務所には緊急連絡といったダイヤルが存在しないようである)。
そこで在バンコクの事務所に電話すると自動音声アナウンスで『明日の成田行きは…』とタイ語でのアナウンスのみ。肝心なところが分からない。英語のアナウンスは無し。
最後に仕方なくネットに載っていたユナイテッド航空の本社に電話。自動音声で何度か質問され、番号をプッシュしてようやく係の人につながった。とは言え『この路線をユナイテッドが保障するかどうかは後で連絡する』というのみで、具体的にどうするというのが全く分からない。この時点で既に明日12日のフライトまで数時間という状況。

20年間アジアを行ったり来たりしていると、オーバーブックとか遅延・欠航といったアクシデントに見舞われる事は少なくない。特にアジア路線ばかりの旅なのでなお更だ。とは言え空港自体が閉鎖というのははじめての状況だ。私のように自営業で帰国後のスケジュールも融通が利くような乗客ならいいが、これから旅行や仕事。乗り継ぎなどといった乗客は予定が狂ってさぞ大変だろう。

12日早朝5時、少し早めにバンコク国際航空に着く。ユナイテッドのカウンター内には、きちんと職員がカウンター内で仕事をしていたのでホッとした。カウンターに並ぶ乗客の数はまばらだ。てっきり足止めに怒る乗客たちでごったがえているのかと想像していた。かつて何度か遭遇したアジア系航空会社の欠航などには、そうした怒れる乗客たちが必ずカウンターを取り巻いていたものだ。

昨日のユナイテッドの対応から、空港には向かわず直接航空会社からの連絡を待つという人も居るのかもしれない。カウンターに行くと職員の女性が落ち着いた対応で『本日のユナイテッド便は飛びませんが、KL乗り換えのマレーシア航空に空席を確保したのでそちらでご帰国下さい』という話し。こうした振り分けは空き状況によって各乗客ごとにまちまちなので、例えばその時私の隣のカウンターに居た日本語しか喋らない初老の男性にはまた別の航空会社の日本行き便があてがわれていた。ただその乗客は成田の一時閉鎖とユナイテッド便の欠航を理解出来ていないらしく、どうしてもこれから乗りたいと激しく主張し回りのタイ人スタッフが大いに困惑させていた。

私は取り立てて急いで帰国する必要はなく、むしろ急ぎの乗客に席を譲ろうかという思いもあって「明後日か明々後日あたりのマレーシア航空便などないですか?」などと間抜けな質問をすると「これはユナイテッドの側が一生懸命他社便を一つ一つ問い合わせて確保した緊急用のチケットですから!」とややムッとされた。こうしてマレーシア航空の出発時刻である午後14時まで、再度バンコク市内にて多少の仕入れ仕事の残りをする事が出来、さらにKLに立ち寄ったのでそこでも仕事をする事が出来たのであった。
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2011年01月10日

錦糸町「チャンタイ」

毎日のようにインドカレーが続くと無性にタイカレーも食べたくなる。という訳で錦糸町方面へ。

ちなみにアジアハンターは来月2月24日〜3月12日の間、毎度おなじみタイ・インド仕入れに参ります。今回はバンコク及び北インドという定番ルートですが、今回は諸事情ありタイでの仕入れが拡大の予定です。それにあたってタイ語の必要性を感じながら、さしあたってこの間購入したiPhoneに対応している『指差し会話帳・タイ語』というアプリを購入してインストールしました。実はiPhone購入前に既にYouTubeにて↓の動画を見てその機能に感動。それがiPhone購入に踏み切った理由の一つでもあります。



さてタイ料理といえば錦糸町、と単純に考えて適当に駅周辺を流す。この辺はランチでゲウチャイなどに来た事があるが、ディナータイムの訪問は初めてだ。店先に出ているメニューを見て、たまたま一軒目に見つけた『チャンタイ』という店に入った。


まずは生ビール。つまみはガイヤーン。冷たい生ビールが本当に美味い。
何度もタイに行っているが、屋台などで瓶のシンハやチャーンなどよく飲むが、こういう本格的な生ビールを飲んだ記憶がない。ジョッキも冷やしているような、マイペンライじゃないこだわりのお店もたまには行ってみたい。


センヤイ(幅広の麺)炒め。これも定番。タイで初めて食べた時、一緒に居たタイ人が大さじスプーンで砂糖をかけていたのに衝撃を受けたが、真似してみると美味しいのに驚いた。


そして定番中の定番トム・ヤム・クン。この辛くすっぱいコクのあるスープがたまらない。窓の外は真冬なのに、額には汗がにじんでくる。
どのメニューも味は最高だが、もう少しボリュームが欲しい。日本のタイ・レストランの中には日本の定食程度にボリュームアップした店もある。そういう点でここの店はタイらしいといえばタイらしい。
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2010年01月26日

東南アジア仕入について

トップページに記しました通り、1月28日〜2月9日の間、アジアハンターは東南アジア仕入れにつき国内の発送作業が不通となります。
この間にいただきますご注文に関しましては、帰国後、鋭意迅速に発送していきますので、誠にご迷惑おかけいたしますが、ご了承お願いいたします。

今回、行き先はタイ・ベトナムを中心に、更に時間的余裕があればマレーシアもしくはビルマを訪問できれば…と思っています。インドに行く場合、リクエスト注文などを承りますが、今回は初めての訪問国(ベトナム)もあり、申し訳ございませんがリクエスト注文は募集しておりません。何卒、ご了承下さい。
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2006年01月28日

バンコクのインド人街

数年前の火事によって往年の賑わいはすっかり影を潜めうらびれた雰囲気が支配している。
完全に復興するのはあと何年かかるだろう。



インド人街入り口には昔からサモサ屋台がある。
サモサのサイズはインドのそれより比較的小さい。
パコーラーも売っている。



そのサモサ屋台の対面に豚肉の甘露煮屋台があった。
数ヶ月前来た時は見なかったので、屋台を出したのはごく最近の事だろう。
豚カツ大のサイズの肉片を煮えたぎった真っ黒なタレに数十秒漬け、細く切って出す。そのあまりの香ばしい香りと傍らに山となった豚肉のインパクトに思わず注文した。
お持ち帰り専門だが、椅子を貸してもらい脇に座ってその場で揚げたてを食す。尚、よく考えると作っているのはブタをタブーとするイスラム系の女性。
自ら食べさえしなければ良いのだろうか



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2005年10月20日

タイ・食べ会話

■タイに行くたびにタイ語能力の必然性を痛感していた。タイでは外国人相手に商売をしている一部の人々を除いて日本並に英語が通じない。それでも単に観光旅行するぶんには全く不自由は感じないが、問屋で価格交渉を行ったり、より充実した食生活を遂行しようとする際どうしても無理が生じる。
そこで一念発起し、今年4月のタイ訪問前に丸一週間ほど集中的に独習した。その際たまたま成田空港で運良く日本在住のタイ人の知遇を得、彼女から実践的なタイ語を教えてもらった。(その内容は以下に記します)その効果はてきめんで、非常に充実した滞在ライフを送る事が出来た。
今回タイに行く直前、タイ語の予習と旧交を暖める事を目的に、そのタイ人・オイさんの居住する茨城県某町に向かう事となった。私がタイにおいて最もタイ語の必要性を感じるのは食事の時であり、しばしの歓談のあと、オイさんなじみのタイ居酒屋に向かい実地訓練を受ける事とした。


■闇の中にぼんやりと浮かび上がる妖しげな店の看板。そこが目指すタイ居酒屋『チャング』である。店舗が在るのは北関東の農村で、周囲は人家はおろか外灯すらまばらな田舎の一角である。よく目を凝らすと店舗は築数十年は経過していると思しき一軒家を改造したもので、外壁は所々剥げ落ちた薄緑色のペンキで塗装されている。店内には厚化粧と胸元を露にしたスパンコールの衣装に太目の身を包んだタイ人中年女性が店を取り仕切っていて、我々を無愛想に迎え入れた。その傍らには彼女の主人らしい、日焼けをした坊主頭の日本人がビールを飲んでいる。


■薄暗い店内には既に二人のタイ人中年男性が居てビールを飲みながらカラオケを歌っている。有名な大衆歌謡らしいが歌詞の意味が一切不明なので感情移入が難しい。曲調は日本の演歌を思わせるマイナー系の4ビート。それが更にこの飲み屋の場末的雰囲気を手伝っている。


■いくつかの前菜的メニューを消化した後、遂にトムヤムクン登場。
トムヤムクンと言えばタイを代表するメニューと思われがちだが、それ程毎食食べられる程の物でなく、むしろ麺や下に記す『ケーン』と呼ばれるカレーの方がポピュラーである。


■尚、アジアハンターではこのトムヤムクン用タイシャブ鍋も販売しています。
タイの食器


■カーオパット・カイ(鶏チャーハン)
大盛りはタイ語で『マーク・マーク』(たくさん・たくさん)という。タイの食事は全般的に盛りが少ない。それはタイ人が基本的に一日4〜5回の食事をとるためで、その分一回一回の食事量が少ないからである。従って一日三度の食習慣をどうしても直せない者にとってどうしても物足りなく感じる。それ故こうした『たくさん』といった形容詞を覚えるのは必須である。基本的に食べたいメニューの後に、この『マーク・マーク』を付け足せば大盛りになる。


■パッタイ(タイ焼きそば)はテーブル備え付けのナンプラー、砂糖、酢、唐辛子をふんだんにまぶしてかき混ぜる。麺に砂糖の組み合わせが味を知らない内は不気味に思えるが、一度慣れるとさび抜きの寿司のような物足りなさを感じ出すから不思議である。

■タイ・カレーは『ゲーン』と呼ばれる。
ゲーンをどんぶりでもらいたい時は『ゲーン・ヌン・トゥアイ』、ご飯をもっと欲しい時は『コー・カーオ・ヨー・ヨー』と言う。
タイの食器


■バンコクのゲーン屋さん。
様々なケーンが並び目移りして仕方ない。
出国前にタイ人から実地訓練を受けた甲斐があり、常々感じる物足りなさはほとんど感じなくて済んだ。


■待望のゲーン・キュアーン(グリーンカレー)が盛られる。オイさんの予習の成果があって大盛りを堪能した。語学力の重要性を改めて感じたひと時であった。


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2005年05月19日

タイ人の親切心

4月2日、成田空港のエア・インディアのカウンターに私は急いだ。
この日は土曜であったせか、予想以上に道が混んでいたのだ。
ここ数年空港には自分で運転する車で向かっている。以前と違って何ヶ月も海外に出ることが無くなり、空港周辺に無数にある駐車場に一ヶ月定額の低料金で留める事が出来るからだ。
往路こそほとんど手ぶら状態だが、やはり帰路は手荷物として運ばなければならないモノもあり、一度車を使ったらもう電車は使う事が無くなった。空港に到着すると小走りになりつつ、ギリギリ時間内にカウンターの最後尾にく事が出来た。
一息ついて見渡すと、すぐ目の前に山のような荷物と格闘している背の低い小太りな中年女性の姿が目に入った。行列が一人また一人と短くなるに従って、その女性もまた山のような荷物を肩で息をしながら移動させている。私も荷物の多い移動の大変さは重々承知しているので、人事でないように感じ、見守っていた。と、その時俄かに後ろを振り返った女性は私の手ぶら同然の姿を見るや口を開いた。
あの…預けの荷物をちょっと持っていただきたいんですが…』
想定の範囲内だったし、何よりも自分がそうした苦労を海外で味わった事もあるので二つ返事でOKした。
『全く問題無いですよ』
彼女はこちらが面食らう程低頭に謝意を表した。その時私はこの短いやりとりで彼女がタイ人である事を悟り、内心『よし!』と思った。

搭乗するエア・インディア309便はバンコク経由のインド行きである。
今回は最初にバンコクにストップ・オーバーして数日滞在ののちインドに向かう予定にしている。
今回のバンコク滞在にあたり、いつもやろうやろうとしてやっていなかったタイ語を一週間ばかり真面目に取り組んだ。タイは一部を除いて日本並に英語の通じない国なため、いつも必然性にかられつつうやむやに済ませていたが、何故か今回は一念発起して十年以上前に購入して埃を被っていたタイ語教材を引っ張り出して一週間かけて丸暗記したのだ。とは言え日本国内にタイ人の知り合いなど居ないので、自分の発音が果たして通用するのか確かめようが無かった。タイ語は特に発音が難しいとされる言語である。荷物の女性がタイ人と判明して『よし!』と思ったのはこのためである。カウンターで自分たちの番が来るまで私は様々なタイ語を口にしてみたものの短いセンテンスを3,4回繰り返してはじめて相手が理解する、といった具合だった事実に少なからぬショックを受けつつ、結局は彼女の流暢な日本語でやり取りした方が楽なので結局何の練習にもならなかった。
 
彼女はオイさんという名前で、バンコク出身。夫は日本人で茨城県水戸郊外に広大な農場を持つ農業経営者ということだ。夫は介護関係の事業立ち上げ(?)のためにフィリピンと日本を忙しく往復する毎日で、専業主婦の自分としては毎日ヒマです、と語った。以前大洗海岸近郊の養豚業の従業員として住み込みで働くネパール人たちを訪ねに行った事があるが、辺りの風景はネパールの片田舎と全く変わらないものだった。東京以上の喧騒と混雑を持つバンコクから来たオイさんには物足りないのかも知れない。
タイ語の教科書を出して実地で発音訓練などしてもらっていたらすぐに順番が回ってきて、その後空港内のレストランで食事やコーヒーを奢ってもらいつつ在日タイ人の事、タイの昔の事情、国際結婚の事、身の上話など話しは多岐に渡った。
『タイに帰ったらパタヤに家族旅行するけど一緒に行きませんか?私は自家用車持ってるから楽ですよ』
の申し出は非常に心揺さぶられるものがあり、タイ出国日をズラしてでもついて行こうかとさえ思った。
『タイ滞在日が限られてますから…。バンコクではチャトゥチャックに行きたいです』
私が言うと
『私の姪っ子がチャトゥチャックの中の店を持っているから、案内しますよ』と言う。
今まで日本語の出来るタイ人とタイで共に過ごした経験が無く、それがために今回タイ語も習得を試みたのだが、これでそのタイ人とのコミュニケーション部分が解決する訳なので正に渡りに船な申し出であり、超過荷物を持つ事でこのような展開になろうとは正に海老でタイ(鯛)を釣るような話しである。・・・
 
翌日、無事に落ち合った我々はオイさんの親戚の男の子を伴って混雑極まりないチャトゥチャックを縦横無尽に歩きまわり、購入すべき商品も全て購入出来た。この間、今度は逆に私の荷物を持ってくれたり、あまりの暑さにアイス・コーヒーを飲んだりハラが減った時のお代など全てオイさんが支払ってくれた。申し訳ないのでこちらも奢り返そうと別の店に入って注文してもこちらが気づかない間に全て支払ってくれている。何かこれ以上親切にされるとこちらの人間性に影響が出そうな気がしてしばらくのちに宿に帰ることにした。
 
インド人やパキスタン人も親切な人は居るが、その多くは「親切をしている自分」という主体の存在をどうしてもこちらが意識せざるを得ないものある。もちろん当人に悪気は無いが、やや困ってしまう例が少なくない。
一方、タイ人の親切さはあくまでも相手第一主義で、自分は殺すというやり方だ。そこには奥深い遠慮と静かな笑顔が存在する。それは神秘的ですらある。その一端を垣間見る事の出来た旅行者は、その後タイに埋没する事になるのである。

posted by asiahunter at 12:06| Comment(2) | TrackBack(0) | ■タイ系 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする