沖縄にも少なからぬムスリムは在住し、礼拝のためのモスクもある。元々琉球大学のムスリム留学生のために大学内に礼拝所は約30年前ぐらいからあり、また今でも学校関係者以外でも礼拝は可能とのことだが学外の需要に応え約3年前に中頭郡西原の地にプレハブながらモスクを取得。現在近くの場所に新たなモスクを建造計画中だが、在籍するムスリムの多くが留学生のためなかなか寄付金が集まらず、近々来沖する福岡モスクの幹部にも相談するという。


壁に貼られていた新規モスクへの建造計画書
ナマーズに集まったのはパキスタン、アフガニスタン、バングラデシュ、アフリカ諸国などな中にマレーシア人の奥さんを持つ日本人の方も一人いた。どの国籍が多数、ということもない。コーランを読みイマーム代わりに(流暢な英語で)説法していたのはパキスタン出身の博士課程にいる方。



来ていたパキスタン出身者から話を聞くと、沖縄には純粋なハラールレストランは存在しないという。在沖縄パキスタン人の中で唯一中古車ビジネスをしているという方はそういう意味で自らがハラールレストランビジネスも考えているという。来月からラマダーンだがイフタールもこの場所でやるという。

沖縄にいるメリットとしては、バクレー・イードの際の山羊入手先に困らない事。県産山羊が至るところで入手出来る。これはネパール人がダサイン祭を行う際も同様である。
礼拝が終わると有志の方(パキスタン人で中古車輸出ビジネスをされている)からライスとハリームがふるまわれた。集まった皆さん分け隔てなく供出され、ひと時の歓談/情報交換の場となる。


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