2017年04月11日

【ナマステ福岡への道 vol.13】浦添市JSLとネパールレストラン


東京で知り合った何人かのネパール人から、沖縄にもネパール人学生が多いという話は数年前から聞いており、更にネパールでアツい福岡市に支店を出すようなネパールレストランが沖縄も視野に入れているという話が時折耳に入ってくるようになっていた。


ネットや口コミを調べると浦添市にあるJSL(日本アカデミーという日本語学校とインターナショナルカレッジという専門学校の二つで構成されているらしい)という学校にネパール人が特に多い事が分かった。こうして浦添市に目星を付けておき、更にその周辺も探ってみることにした。


国道53号線からのJSL遠景


JSL正面玄関

JSLに到着したのが中途半端な午前11時頃。まだ授業中なのかネパール人の姿(はおろか一般通行人すら)は見えない。とりあえず何か食べながら話しを聞こうと学校近くのインドネパールレストラン・カスタマンダップ浦添・仲西店へ。



店の外観写真を撮っていると中から手を振るネパール人が居る。よく見ると昔からの顔なじみのアムリトさんだった。東京で送金会社の営業として勤務している彼はたまたま沖縄に営業に来ていて、このカスタマンダップの社長と提携してこの店の中または近くに送金ブースを作るらしい。今のところまだ他の同業者は出店していず、またJSLは学校併設の学生寮があり彼らの大半はここのカスタマンダップに食事に来る。多くは勤労学生でネパールに送金したり仕送りされたりする必要があるので送金屋が近くに出来たら便利だろう。


東京から出張に来ていたアムリトさん

元々カスタマンダップのネパール人オーナーは北谷で長年営業していたが、JSLが出来て以降ネパール人学生の需要を見越して約2年前にこの場所に支店開設したという。




毎日のように食べに来るというネパール人学生さんたち

昼の早い時間だったので店内は数人の学生がいるばかりだったが、表にはネパール語のボードもあり、またネパール人学生向けの学割料金400円で食べられるダルバートも凄いボリューム(その代わりおかわりは出来ないらしい)。更にこの店ではツケが効き、学生は食べる毎にノートに名前を書き、バイト代の出る月末あたりにまとめて支払うという。


ネパール人学生のツケ・ノート。
明細には日付とチヤ1、カナ1といった食べた内容が記載されている。

ちなみに別の学校近くには日本人経営のネパール人向け飲食店もあると聞いた。見るとネパール・カジャガルAparagiという店もあり、この日は閉まっていたので未確認だがアパラギとは沖縄宮古方言で美人を意味するらしく、ここがその店だと思われる。




カスタ・マンダップ店前に出されているネパール語のメニュー

客として来ていた学生に聞くと、取り立てて出身地別のサマージとかグループなどはまだ存在せず、コミュニティでの祭りなどは頻繁ではないらしい。皆、勉強とバイトが忙しく夜遅くにこの店で食べて寝る。進学・就職先はまちまちで、東京に出たいという人も居ればネパールに帰りたいという人もいる。JSL以外の那覇市内の日本語学校もネパール人学生は多いが、その理由は入学しやすいからだという。現在この学校にはネパール人学生が約350人居てベトナム、中国などの学生を抜いて最多出身国である。今後こうした卒業生が那覇市などでのレストラン出店が予想され、更には付随するビジネスも展開しそうな気配である。
posted by asiahunter at 00:00| Comment(0) | ■在日ネパール系 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント: