

インド家庭料理ミレンガさんもオープン時に食器などお世話になった店で前々から機会があれば訪問したいと思っていた店。ここを訪れた何人かの知人の方々が店内の様子などをFBにアップした際、食器が店内で料理用の提供用だけでなく棚に陳列して販売もされていることも知ってますます興味が湧いていた。



夜20時頃に入店。日本語堪能なホール担当のネパール人(ネワールの方)が案内してくれる。ちなみに昼に行ったパイシーパイスさんからは厨房にアーンドラ出身の女性がいると聞いていたが、彼女は夜の分の仕込みをしたのち夕方5時頃上がるという。夜は同じくインドのハイデラバード出身の学生アルバイト、なぜかウズベキスタン出身のアルバイトの人たちがそうしたカレーを温めて出したり、簡単な調理は彼らもするという。この内ハイデラバード出身の学生アルバイトはオープン当初から勤務していて、調理担当のアーンドラ出身女性は彼と一緒に店で働いていた仲間のお母さんらしい。しかしアーンドラ出身女性が厨房に入っている店などあまり聞いた事が無いので是非お会いしてみたかった。



店内にはムスリム用のお祈り部屋があったが特にオーナーさんがムスリムという訳ではないらしく、またお客さんの中に実際にここに入ってお祈りする人も居ないとの事なので実際的なものというより装飾的な目的なのかもしれない。インドのローカルな食堂を彷彿とさせる非常に味のある店内や棚の調理器具や食器などを眺めたりする内に綺麗に盛りつけられたターリーセットが到着。マトンカレーがやや油多めで美味しい。ダール、サブジー、ライタや小さなイドゥリも入っている。ターリー内のおかずやライスはそれぞれ量を増やしたり追加出来る。ライスとチャパティ100円を追加。チャパティは出来立ての美味しいのがガラス張りのタワ室で焼かれる。個性的なお店で面白かった。


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