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2016年12月21日

【クールグ】クールグ料理 Pandi Curry、Kadambattu、Sannas







マンガロールから山道を約120km、山深い奥にあるKodava(旧英領名クールグ)のかつての中心街であり現在も県庁所在地のマディケリMedikeriへ4時間のバスの旅。道路の舗装状況は良いものの、途中から曲がりくねった急峻な山道が続く。





そもそも西ガーツ山脈の奥深くに位置するKodava(旧英領名クールグ)は、Kodava語を母語とする人々が居住する地域で、中世1600年のHaleri王による統治以降1834年に英領下に置かれるに至るまで小さいながらも独立したヒンドゥー系藩王国として存在し、インド独立以降も1950年から1956年までは独立州として存在した。クールグcoorgという表記は英領時代に名づけられたものである。



ヒンドゥー教を信奉する藩王によって長らく統治されていたにもかかわらず豚食/飲酒など比較的タブーの無い料理が発展しているのが特異で、日常的に豚料理が食されまたやや日本米に似たステッキーなライスが食される。こうした食習慣がどういった経路でこの地方にもたらされたのかは分からない。

また特異な食習慣として、クールグでは祭礼などの食の場に於いて女性が先に食事をし、次いで男性が食事をする(一般的なインド社会とは逆)。ちなみにクールグに於いて豚(パンディと呼ばれる)などが好まれるのは従来この地で生活していた先住民の文化の影響なのではないかと推測できる。

クールグで話されるkodava語の一例

豚…Pandi
鶏…Koli
マトン…Yarchi
ダール…Belai
米粉のロッティ…Akki Otti
カードライス…Mooru Kulu
ギーライス…Nai kulu
卵…Muttai
レバー…Pooyarchi

※上記語彙/クールグ情報の一部は
Ranee Vijaya Kuttaiah著『cuisine from Coorg』
を参照しました。こちらはアジアハンターでも扱っています。お気軽にお問い合わせください。
master@asiahunter.com


山深い環境からかコーヒーやカルダモンといったスパイスの産地としても名高く、小さな街中には至るところスパイスの店やコーヒー豆の店を見ることが出来る。









ちなみに以下のクールグに在住しクールグ料理を紹介しているインドの方のブログがクールグ料理及び文化を知る上で非常に参考になった。
http://www.acookeryyearincoorg.com/




小さい街ながら飲み屋も充実している。

クールグ料理は豚肉も使うことから一度は訪れてみたい街だった。夕方到着し高低差のある街を散策後、Coorg人(クールギーという)の経営する飲み屋で一杯飲んだ後、その名もズバリCoorg Cuisineという店でPandi Curry(豚のカレー)と筍と豚の炒め物Kadambattu(ライスボール)、Sannas というイドリーの一種。Kadambattuは日本のおにぎりに比べかなり固く握られているためあまり米本来の風味は感じられない。



















街を散策中、ネパール人っぽい顔だと思い話しかけたらやはりダージリン出身のチェトリの人だった。カルナータカ州はチベタンキャンプも多く、それに付随してネパール人も来ているらしい。




西ガーツ山脈の奥深くに位置する風光明媚なマディケリはインド人観光客も多い。街のはずれの眺めの良い場所には展望台がある。舗装されていない道をさらに山奥の方に進んで行くと美しい小集落に出会ったりして味わい深い散策が可能である。










posted by asiahunter at 00:00| Comment(0) | ■インドの旅 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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