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2016年12月18日

【チェンナイ】マイラポールのRayar's Mess



チェンナイの朝食は宿から少し足を伸ばしてマイラポールのRayar's Messへ。



店は一見普通の住宅街で、オートリキシャー運転手ですら見落としてしまう細い裏路地の奥にひっそりと佇む。看板もボロく室内装飾も全くなく、朝7時から10時の間しか営業してないティファンの味だけで勝負の質実剛健な店である。この細い裏路地にチェンナイ内外から食通たちが集まり土曜の朝などは写真の通りの人だかり(一部食べ終わった客も含む)がしている。



食堂というより一般民家のような簡素なたたずまいの玄関を入ると、狭い部屋に4人掛けのテーブルが4つ程置かれた飲食スペースがあり、その奥には併設の厨房が見える。まるで人のウチで食べてるような感覚だが、席には先客がギッシリ入っていて満席。厨房から出てくるティファン(軽食)を固唾を飲んで待っている光景が何かの宗教儀礼であるかのようだ。







厨房の奥には眼光鋭い一人の老人が、孫のような若い従業員を巧みに使いこなしながらワダを揚げるための巨大な鍋に向かっている。その無駄のない身のこなしと達人然とした風貌に思わずティファン・マスターの称号を授与したくなる程だ。







やがてティファン・マスターがワダを揚げ終わり、弟子たちによってそれぞれのテーブルの上のバナナの葉に置かれていく。ココナッツチャトニ、ワダ、イドリー、ポンガル、ポディ、ギーなどが置かれていく。揚げたてワダの外サク中フワ感は素晴らしい。濃厚なココナッツチャトニも今まで食べた事の無い美味。何より普段食事時にはガヤガヤうるさいはずのインド人客が無言で食べている事がこのティファンの凄さを物語っている。



この店は創業85年とかでティファン・マスターが4代目。会計係をしていた23歳のManoj君がティファン・マスターの息子で5代目。大学の工学部を卒業後、店の後を継ぐため修行中。父親の味をいかに維持するかが今後数年の課題だというのでなかなか見どころのある青年だなと思いきや、自分の代になったらメニューを増やし支店も増やして大きくやっていきたいと言うので、いやそれは違うでしょと、つい持論を展開してしまった。




posted by asiahunter at 00:00| Comment(0) | ■インドの旅 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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