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2015年09月02日

マレーシア・KLに於けるネパール人街探訪 vol.3

【客層】
日本や欧米諸国でネパール人によって経営される飲食店の場合、顧客は大半がその国の人々だが、KLに存在するネパール飲食店に入るマレーシア人の姿は皆無である。純粋にネパール人がネパール人、それも圧倒的に男性出稼ぎ労働者を相手にして商売している(中には妻子連れの人もいるが、彼らが妻子連れでネパール人街を訪れるのは大体休日である)


界隈にあるデウラリ・レストランの看板


デウラリ・レストランへの階段


彼らは単独でも食事している人もいるがたいていグループで来ている。日本の大久保辺りのネパール飲食店でもよく見かける光景である。こうした客もまた東ネパール出身者が大半で、ネパール本国での人口構成で最多のバウン・チェトリが少ないのが興味深い。日本でもネパールの人口構成比と同様にバウン・チェトリが多いが、KLでは極端に東ネパール出身者に偏っている。おそらく先行者として東ネパール出身者がマレーシアに入り、他の出身者が入り込む余地の無いほどにブローカー業や人材派遣業などを独占してしまったからなのではないだろうか。



デウラリ・レストランのメニュー表

マレーシアでは諸物価に比べてやや割高なビールなどと共に食事している客が多い。もちろん多くのレストラン経営者も東ネパール出身者であり、メニューには東ネパール特有のスングル(ブタ)料理が多く含まれる。

こうした主食料理のカナのほか、チウラやモモなどのカジャも出される。こうしたものをアテにしてマレーシア特有の度数の高いビール、ロキシー、トゥンバなどを昼夜問わず飲んでいる。水牛肉を使ったスクティもメニューには存在する。カシ(去勢山羊)を使った料理で面白いのは国産(マレーシア産)と外国産(オーストラリア産)のメニュー価格が異なることで、国産の方が上質らしく価格も高い。



界隈でも珍しいブタのスクティもある。ドリンクはトゥンバ。この店はシェルパ族の経営。


厨房の様子


とりわけ仕事の休日である土日はレストランと言わずJalan Tun Tan Siew Sin一帯に多くのネパール人出稼ぎ労働者がKL郊外内外から集まる。中には妻子など家族を伴った人たちもいてネパールサリーなどを身にまとったネパール女性の姿も見ることが出来る。界隈のいたるところに人の輪が出来、お互い集まって近況報告や情報交換などしている様子が見える。
ちなみに界隈のレストランの閉店時間は大半は非常に早く、午後19時には閉店してしまう。


デウラリ・レストラン オーナーご夫妻


posted by asiahunter at 07:57| Comment(0) | ■東南アジア | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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