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2015年09月02日

マレーシア・KLに於けるネパール人街探訪 vol.1

【ネパール人街のある場所】
Wikiによると、約187万人ものネパール人がマレーシア国内に存在するという。これは同国の約6パーセントに値し、マレーシアにおける外国人労働者人口の比率ではインドネシア人に次いで2番目に多い。その多くは零細工場、飲食業などに勤務している。この膨大な統計人口の中には少なからぬ不法滞在者も存在するという。ちなみに日本に滞在しているネパール人の人口は36,000人。都内など一見ネパール人人口が増えているかに見えるが、実にその50倍ものネパール人がマレーシアに滞在しているのは驚きを禁じ得ない。道理でマレーシア発着のカトマンズ直行フライトが一日4便も飛んでいるハズである。

こうした出稼ぎネパール人労働者を相手に商売する、ネパール人による飲食店/ネパールに帰国する際に手土産にする品々を置いた店が集中する一角、いわゆるネパール人街がKLのど真ん中に展開している。こうしたネパール飲食店の大半は(おそらく家賃の安さから)1Fではなく2F以上で経営している。2Fに上る階段の壁または入り口にはそれぞれの店が装飾などにネパールらしさを出そうと趣向を凝らしていて見ているだけで面白い。またデーヴァナーガリー文字で店名が記載されている。






2Fへの店舗へといざなうデーヴァナーガリー文字の看板が至るところにある。


ガイドブックにも載っている著名な観光地・チャイナタウンからほど近いKL中心部にネパール人街は位置する。近くにはバス・ターミナルもあり、また流しの長距離らしいタクシーもこの地区には多く停まっている。KL市内だけでなく地方からもアクセスしやすい立地であることが分かる。



具体的にはJalan Tun Tan Cheng Lockを挟んだ場所に位置する巨大ショッピングセンターKota Raya Complexの裏手周辺、特にJalan Tun Tan Siew Sinという小さな商店が並ぶ通りの両サイド、特にその階上2F,3Fに多くのネパール人経営の飲食店が固まっている。




やや古びた感じが退廃的な雰囲気を醸し出す巨大ショッピングセンターKota Raya Complex
ここがKLにおけるネパール人街の起点。

事前にネットで調べた際にJalan Silangという、やはりこの周辺地区にはミャンマー系商店が多く集まり、リトルミャンマーと呼ばれている事が分かった。タイのバンコクで商売しているネパール人はミャンマー国籍が多かったし、ミャンマー人商圏とネパール人のそれは近くに存在するであろうことが予測された。他にバングラディシュ人もこの界隈には多い。


ネパール系・バングラディシュ系・ミャンマー系が集まるJalan Tun Tan Siew Sin界隈


実際のJalan Tun Tan Siew Sinは、割合的にはバングラディシュ3、ネパール3、ミャンマー2、その他2ぐらいで構成されているストリートで、特に1Fで営業しているバングラディシュ系のレストランが目立つ。その階上2F,3Fにネパールレストランや物産店が入っているケースが多い。非常に興味深かったのが、こうしたネパールレストランや物産店の経営者の大半がネパール国内では少数派であるライ/リンブー族の人々だったことである。一体なぜライ/リンブー族のオーナーが多いのか何人にも聞いたが不明。ネパール人街にある飲食店は全部で26軒あるが、その内7〜8割がライ・リンブー族の経営。残りはタマン、グルン、シェルパなどらしい。ネワール料理店も(一部ネワール料理をメニューに入れている店もあるが)無い。

【店内の様子/ネパール・カジャガル

壁にネパールらしいレンガの壁絵が描かれているのが印象的なネパール・カジャガルという名前の店へ。


店内の様子


オーナー夫妻。彼らはグルン族。


厨房の様子。彼ら厨房係りはリンブー族。




店内に入ると、すぐ傍らにトゥンバ用の容器などが置かれている。


チウラにブタのサデコとバトマスが載ったカジャ


ロキシーを置いている店は界隈でもあまり無い。


チャンなどの発酵酒の発酵をうながすマルチャ(麹)も販売している。価格は1個 1RM(=30円)


posted by asiahunter at 01:13| Comment(0) | ■東南アジア | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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