
ハラールランド外観
販売されているものは至ってごく普通のハラール食材店で販売されているようなもので価格もほぼ変わらない。ちなみに500g入りのアチャールの瓶詰価格を聞いてみたら100バーツ(約350円)で日本と大差ない(同じmotherというメーカーの価格は新大久保ナスコで350円)。
日本同様、輸入卸のインド人業者/パキスタン人業者がそれぞれ居て、そこから仕入れているとカラチ出身の店員さんが教えてくれた。顧客は当然在タイのパキスタン人が中心だが、訪問時(平日昼)他に客は居なかった。

店内の様子
HALAL LANDと同じ建物のMahaseth Rd沿いには立派なBBQレストランがある。一見してムスリムと分かる客層以外にもタイ人客で賑わっていて、こちらにはタイ人従業員も働いている。ここも同じ経営者だという。またHALAL LANDと同じ建物の上階はゲストハウスとなっていて、中は見ていないがAC付350バーツ、ナシ280バーツ程で宿泊可という。このゲストハウスに宿泊して周囲のインド・パキスタンエリアを散策するのも面白い。
ちなみにHALAL LANDのあるsoi Puttaosotを西に進むとすぐ近くには南インド系の菜食レストランが数件(某有名南インド料理チェーンと同名のものもあり)、Mahaseth Rdの西側にパキスタンレストランが二軒、東側に一軒あった。この内のパキスタンレストランのカーン・レストランでチャイ休憩。以下はその時のメニュー。



店内の液晶テレビは日本のパキスタン店同様、衛星放送でパキスタンの情報番組などが流れていた。
Mahaseth Rd周辺の宝石関係、特にビーズや宝石付随関連の商品を扱う業者にパキスタン人が多いらしい。HALAL LANDからやや北上した辺りにはThai-Pakistan Friendship Mosqueという在タイ・パキスタン系が多く集まる施設もある。またMadinaなどといった店名のハラール・レストランも周囲には数店点在し、そのうちの一つが非常に味のある腰の曲がった老婆がウエイトレスをやっている店があり、機会があれば是非入店してみたかったのが非常に心残り。次回のバンコク訪問時の楽しみとしよう。

