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2012年10月09日

Chalo Dilli

先日、渋谷で行われているIndian film Festival 中のChalo-dilliを観に行きました。

ボンベイ(都市部)の交通渋滞やそれによって搭乗ゲートの閉鎖時刻に間に合わない、とかイントロから非常にリアリティがあって共感する。Vinay Pathak演じる在カロールバーグの衣料品・店主の下品・無教養・図々しさ・いい加減さ、またLara Dutta演じる投資銀行役員の高飛車・英語の多用・地方の習慣への無知など、誇張されてはいるもののいかにもインドに居そうなある種のタイプを象徴していて知らず知らず映画に没入させられる。配役がいい。(特にここでVinay Pathakが演じる下品なおじさん的なロールは従来からインド映画にはよくあるが、一般人とは乖離した生活を送っていそうな俳優たちが実際に居そうな庶民をなぜこれ程リアルに演じられるのかかねてより疑問だ。その筋に詳しい演技指導者などが居るのだろうか?)



内容はシンプルでコミカルなロードムービーなので日本語字幕がズレたりしていたが問題なく理解できる内容。主要登場人物も店主と銀行役員の二人だけに抑えて風景・列車・ダーバーでの食事などのシーンが多いのが好印象。特に何度かインド旅行をした人などはインドへの郷愁やみがたくなるのではないだろうか。私はつい2か月前にインド訪問したばかりなのにまたインドに行きたくなった。

インドは国土が広く気候も差が激しいため、山川草木は元より人種・服装・建造物など風景そのものがパンチがありフォトジェニックで映像として十分成立する。こうした映画の場合俳優たちの演技は映画を成立させる上で必要ではあるものの不可欠でなく、むしろ主役はインドの風景そのもののを力強く描くべきであり、従って特別出演のアクシャイ・クマール、ましてや取って付けたような泣かせのラストなども蛇足かつ違和感ある。ラストは単に旅する二人がそのままデリーにフェイドアウトする感じでいい。


posted by asiahunter at 21:58| Comment(0) | ■インド系イベント | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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