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2010年05月11日

インド家庭料理の真髄

先日、新居に移ったばかりの新婚インド人夫婦宅にて、
朝兼昼食にご相伴に預かる機会を得た。



来日して日が浅く、満足な調理器具なども整っていない中、
北インドの定番軽食であるプーリー・サブジー、付け合せとしてチャトニー、
ブーンディーのライタを出していただいた。
プーリーは揚げたてで、しかもこちらの食べるペースにあわせて
チャクラ・ベルナで伸ばしたドウを手際よく油の中に投じてゆく。
中の空気が膨らんで丸く揚げあがるのに数秒、
こちらが食べ終わるその脇から、空いたお皿に揚げたてプーリーを乗っけてゆく。
見事な段取りであり、手馴れた技である。幼少期から何年も父親などに対して
積み重ねてきたしつけのようなものが感じられた。
ちなみに奥さんは客と夫が食べ終わるまでは自らは食べない。
(インド人女性は客人の前で食事を見せるような事をしない)

これは伝統的な北インド庶民家庭に於ける代表的な客人のもてなし方であり、
インドでも何度か経験しているが、なかなか日本国内でこうしたもてなしのチャンスがない。
ある程度の富裕層になるとサーバントを置いて自らは料理しない夫人も少なくなく、
あるいは夫人も外で働いているような共働き夫婦も増えているので、インド国内でも
こうした伝統的なもてなしを受けることは少なくなっている。
見たところ奥さんは年若い感じだが、しっかりと北インドの家庭の伝統を守っている様子で、海外勤務する程のエリート・インド人男性ならば、こうした伝統的作法をしっかりと身につけた新妻を見合いで娶る事が可能であり、インドの伝統的規範の上で大変優秀な新妻を誇示するがための食事なのでは?と勘繰らせる程のある種の感動に包まれたひと時だった。

なお、上記写真の器などは100円ショップで揃えたそうである。
(ちなみに来日するインド人は100円ショップが例外なく好きなので、
インド人を観光案内される方はぜひ行かれてみてはいかがでしょうか)




posted by asiahunter at 10:35| Comment(0) | ■カレー日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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