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2007年04月01日

ピクニックに於けるネパール料理

この正月、旧知の在日ネパール人グループとまたしても日光行きを共にする機会を得た。
今年は暖冬だったとは言え、厳冬期の日光にはまだ新雪も降っている状態で、とてもではないが山頂部にある中禅寺湖や東照宮といった観光スポットまで車での登坂は厳しい。チェーンは持っているものの、買った当初一度だけ練習でハメてみただけで実戦では未使用なため全く自信が無いのである。

彼ら在日ネパール人グループは以前よりこのブログで紹介している『富士山』『関西』観光を共にした人々で、旧知の間柄である。従って彼らの行動パターンも熟知しており、仮に中禅寺湖や東照宮を見ない日光観光であってもそれなりにエンジョイしてくれるとふんだ私は、その日もハンドルを握る事となったのである。

尚、その数日前、このグループの代表的な存在であるP氏から別件で依頼を受けていた。用件はネパールの政権与党であるネパール国民会議派の副代表が来日する際の雑事手伝いである。副代表は親族が日本に居るため既に数度来日経験はある人で、周囲のネパール人に聞いた限りでは時期首相候補だという。長らくの王権集中から久方ぶりに民主化・政党政治化したネパールの与党副代表が来日するにあたって、今回ネパール国民会議派の日本支部を形成する動きがあり、P氏はその代表の座を狙っているらしい。従って副代表の接待にかかりっきりとなったが、普段は一介の飲食系労働者であり休日取得もままならないので猫の手でも借りたい状態となり、私にもお呼びがかかったわけである。

副代表の接待に精力を使い果たしたP氏は、副代表の帰国後どこかきれいなところに行って大好きなバカ騒ぎを…という思いが実現したのが今回の日光旅行だった訳で、テーマとしては観光よりも癒しがメインであり、そうした背景から察するに中禅寺湖や東照宮無しでも良しとするであろう事が充分に予測された。そしてその予測は的中した。

さて、彼ら飲食系労働者とのピクニックに於いて私の最大の関心事は持参する食事である。特にP氏グループは寸胴や大鍋にカレーをそのまま入れて来て食事すべき場所でない場所で食事するという大胆さを持ちながら、その味は繊細で丹念な仕事振りが窺われる。
この日も東武ワールドスクエアなどごく簡単な観光を終えた後、結局登坂出来なかった中禅寺湖に向かういろは坂道入り口のベンチにて早々と食事を囲む事となった。↓


極寒の中、道すがら入手したカセットコンロを直接、
地べたに置き、調理済みの鍋を暖めはじめる。
湯気をたて、スパイシーな香りを漂わせる鍋。
道のすぐ脇のベンチでの大掛かりな調理なため、
いろは坂を登ろうとする車たちは「何事か?」と一瞬減速する。そうした状況を全く考慮せず
確かな飲みっぷりでビールをあおる
P氏グループの面々。↓


加熱しはじめてほどなく、見事な味の料理がベンチ上に陳列された。



↑空腹と厳冬の野外での暖かなスパイス料理ほど、
食欲をそそるものは無いという事実を確認したひと時だった。


posted by asiahunter at 10:48| Comment(0) | ■在日ネパール系 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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