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2005年11月07日

プーナの塩菓子

ここ数年インド系の技術系サラリーマンの流入が極めて多くなっている。
その多くは江戸川区の西葛西や市川市の行徳・妙典などに集中していて、アパート一棟全ての部屋にインド系住民が居住しているといったケースも珍しくない。特に西葛西の清新町などには数十戸ある公団住宅のほとんどがインド系有名IT企業の従業員が居住しているケースもある。
ベランダにいかにもインド人男性が愛用しそうなこげ茶色のブリーフなどの洗濯物が風に吹かれていて、昼間勤めに出ている若夫婦の変わりにその母親らしき太ったサリーの老婆が幼い子供を抱っこしながらブラブラ周辺を行き交っていて、異国情緒というよりインド情緒溢れる街並みとなりつつあり、インド・マニアとしては思わず金縛られる一瞬である。

↑インド人IT従事者が多く居住する清新町の公団住宅。

もちろん腰を据えた妻帯者も居住しているが、私が個人的に付き合いのあるインド人たちは短期滞在の独身者が多い。彼らは場合によっては同郷の者、同じ勤務地同士の者で共同生活している場合が少なくなく、またニュー・カマーのインド人技術者社会は圧倒的に男社会であるため(女性のインド人技術者も中には居るが、非常に少数派でありなかなか出会いのチャンスが少ない)、同じ男同士、暑い夏などはランニングにパンツといった異性の前では難しいスタイルで気軽に付き合えるのでどうしても付き合う相手に偏りが生じる。(日本人でもなかなか結婚してしまうと疎遠になるのと同様である)


↑インド・プーナ出身者で共同生活しているインド人技術者が居住するアパートでの食事風景。日本の貧乏学生を思わせるシンプルな生活をしているが、その勤務先は有名外資系企業ばかりである。

そんな彼らは割と居住地の移動が激しく、そんな時は私のトヨタ・ハイエースが活躍する事となる。
今日もまた、そんな彼らの一人から電話があり出動した。簡単な手荷物程度の荷物を部屋に運び込んだ後、彼ら持参の塩菓子を食べながら雑談。

皿の下部は乾燥米を中心として豆と塩で味付けした塩菓子『Chiwada(チワラー)』。
向かって左は小麦の揚げ菓子(塩で味付け)の『Chakali(チカーリー)』、
向かって右は粉砂糖をまぶした柔らかい歯ごたえの『Shakkar Paaraa(サッカル・パーラー)』である。(サッカル=サッカリン=砂糖。ヒンディー語では砂糖は『チーニー』と言うが、マハーラーシュトラ州では『サッカル』と言う方が一般的のようである)
全ては彼らの故郷であるマハーラーシュトラ州プーナから手運びで持参した貴重なローカル菓子である。彼らとヒンディー語で会話しながら、ボリウッドの最新ヒット曲をラジカセで聴きつつインドの塩菓子(ナムキーン)を食べていると、日本に居る事を忘れ、あたかもインドに居るかのような錯覚に一瞬でこそあれ陥る事が出来る貴重なひと時である。




posted by asiahunter at 01:38| Comment(0) | TrackBack(0) | ■インドのお菓子 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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