2016年11月30日

【韓国・ソウルのネパール人街vol.2】



周囲のネパール人から、スクティなど本格ネパール料理を食べたいのならここだと教えてもらったデウラリ・レストランへ。ここも開業して11年という老舗。



ここはマヤ・グルンさんという女性オーナーによって切り盛りされている。他のネパール人経営者がタンドールを入れナンやインド風の料理を提供するのに対して、自らはそうした妥協をせずオーセンティックなネパール料理を出すことを心がけている。タンドールも置いてない。言動といい姿勢といい、また出身地もプルジャさんにかなり近いものを感じる。





早速マッコリとスクティ。韓国でも水牛肉が入手出来ないため、牛肉で代用しているという。仕上がりはかなり固めで辛い。次いで品数の多いダルバート。



韓国人客は少なくともこうした本格ネパール店には来ないが、いわゆるバターチキンとナンの店は韓国人客で繁盛している記事を見た。韓国には本格ネパール料理マニアは居ないのだろうか…。代わりに土日になると韓国全土に散らばったネパール人労働者たちが集まって来て非常に忙しくなるという。このパターンはクアラルンプールのネパール人街も同じ。男性単身出稼ぎ者には特にこのような店は人気なのではないだろうか。



ちなみにオーナーのマヤさんは韓国人男性と結婚し、国籍も韓国籍を取得済み。23歳と13歳の娘が二人居る。韓国ではネパール人男性+韓国人女性の組み合わせより韓国人男性+ネパール人女性の組み合わせの方が多いという。特に以前は婚姻による来韓が多かったが、それが増えたため現在では制限されているという。
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2016年11月29日

【韓国・ソウルのネパール人街vol.1】







ネパール人街探訪が今回の韓国訪問の最大の目的の一つだった。地下鉄東大門駅3番出口から出ると通り沿い、また少し裏手に入ったあたりに10数軒のネパール系レストラン、ネパール系食材店が(隣合っては無いが)固まっていて、ある種のネパール人街エリアの様相を呈している。韓国のネット情報でもこの地域をLittle Nepalと称しているものを目にすることもあった。







なぜこの場所になったのか、この地で長年商売をしているネパール人オーナーさんたちに聞いても確たる理由は不明だが、一つの理由として在ソウル・ネパール大使館が近くにあることも挙げられるという。また他の場所に比べ賃料も若干安のもその理由の一つらしい。






この地で最古参のレストランはナマステ・レストランで、約15〜20年前に開業。次いでエベレスト・レストランが続く。

食材店もこの地域に4〜5軒あったが、その内の一つPashpati Martに入ると、在韓ネパール人向けのマサラや豆などの他、毛布やショールなどの布製品が目立つ。以前訪れたクアラルンプールのネパール人街でもそうだったが、なぜかネパール人や出稼ぎの南アジア人はこうしたものを手土産に帰国する人が多い。こういう、ネパールに帰国する人向けのみやげを売るのはKLでもソウルでも共通するのに新大久保辺りの店ではそれが無い。





このPashpati Martのオーナーのグルン氏は以前日本にも数年働いていた事があり、その時は大田区久が原に住んでいたという。久が原周辺もかつて多く在日ネパール人が居住していた場所で何度か行った事がある。
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2016年11月05日

ネワー国際フォーラム・ジャパン主催のマハー・プジャ




江東区の北砂五丁目団地で開かれた在日ネワール人コミュニティ(ネワー国際フォーラム・ジャパン)主催によるマハー・プジャ。ネワールの暦であるシャカ暦新年を祝う祭り(要するにネワール正月)。





会場前段に入ると大きなMandap(=マンダラ)が描かれている。ネワール語で「ヌーンダヤ ピントゥナ」=「新年おめでとう」の意味。「ネパールサンバト(ネパール年)1137年」とも描かれている。



会場ホールにはShankhadhar sakha像の額入り写真が飾られている。このShankhadhar sakhaは中世ネパールに出現しシャカ暦を制定した聖人で、伝説ではこの人が全てのネワール人の借金を特別なパワーによりチャラにしたという。人々は借金が無くなり新たな気分で新年を迎えられましたという話らしい。



シャカ暦は中世マッラ朝期に使われた暦で、マッラ朝が滅びた後のゴルカ朝になってからはVikram sambat ヴィクラム暦を使っているが、現在も主要なネワールの祭礼ではシャカ暦で日程が決められるという。



こうしたイベントの定番、来賓の挨拶の後プジャがスタート。Shankhadhar sakha像に花輪などかけられ、座っている来場者全てに花びらや清めの水、クルミ(クルミのように割れない力強さを)が頭から次々とかけられる。まるで自分が寺のシヴァリンガにでもなったような感覚。特定の神格でなく自らに対するプジャがマハー・プジャのやり方らしい。その後カジャ。こうしたイベントでは必ず千葉のカトマンドが食事を担当していた。

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