2015年12月31日

イスタンブールのインド料理店Swaad

2016年の正月は全くの仕入ナシの海外家族旅行へ。行先はスペイン・ポルトガル。利用した航空会社はトルコ航空で、まずは経由地のイスタンブールへ向かいます。



冬空の下、ロシアの凍てつく大地などが見下ろせてなかなか感慨深い。



機内にはウワサで聞いていたコック服の乗務員が。
他にもしゃけまたは梅のおにぎりがいつでも食べられるようにストックされていて(日本発の便)、至れり尽くせりのサービス。いっぺんでトルコ航空ファンにさせられる。



黒海を渡り、徐々に高度を下げてイスタンブールへ。
事前の成田ではイスタンブールは(初)雪との情報で、そのため搭乗〜離陸時間が早まったがこの段階ではそれほどの雪は降っていない。(ただし翌日にかけて数十センチの大雪になった)



お約束のスルタンアフメッド・モスク見物。
まさかここを見物した約2週間後にISによるテロが起きるとは思わなかった。

到着時は晴れていた空は次第に曇り、かなり大粒の雪が降ってきた。既に路上や屋根などにはかなり積もり始めている。そんな中、薄着のシリア難民がプラスチックのコップ片手に、もう一方の手にはシリアのパスポートを持って物乞いしている姿が多く見られた。物乞いはインドでよく見かけるので驚きはないが、インドとは別の痛々しさを感じる。報道だけで知っていたリアルな国際情勢の一端に触れた一瞬だった。







イスタンブールに来ても普段からの習性でどうしてもインド料理店が気になる。
ある程度インド料理店の目星はネットで情報収集していたが、何せ大雪なのでなかなか出歩けない…と半ばあきらめかけていた矢先、日本から予約したホテルの3軒隣がたまたまSwaadというインド料理店だった。従ってトルコ到着後の最初の食事はここでバターチキンとナン、パラク入りのパランターという純・北インド料理。バターチキンはバターの芳醇な香りと甘すぎない味付けが美味かった。ただしナンの出来があまりにも日本のインネパ店のナンのようなふっくらさが無いのでホーム係のパキスタンのペシャワール出身のカーン氏にその由を伝えたらタンドール係がまだ慣れてないとの事。であるならばライス系の選択肢も視野に入れたのだが。









入り口からの見た目以上に広い店内。
都内の小さなインネパ店に見慣れた目には非常にゴージャスに映る。

このSwaadは、5〜6年前の創業時はインド人オーナーだったが、2年前からトルコ人オーナーに変わり、それ以降トルコ料理も出すようになった。厨房スタッフはインドのデリー出身ラジェンドラ氏他インド人数名、トルコ人数名。イスタンブールにはこの店以外に5〜6軒インド料理店がある。駐在などで居住しているインド人は少ないらしいが、3月以降の観光シーズンになるとインド人の団体も多数来店し忙しいらしい。



コック担当:インドのデリー出身ラジェンドラ氏

いずれにしても遠いトルコの地で頑張っているインド/南アジア系の若者たちとヒンディー語でやり取りできたのは楽しかった。
posted by asiahunter at 03:55| Comment(0) | ■世界のインド人街から | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年12月26日

ゴア滞在記・市場散策編

【市場散策】

パナジから鉄道駅のあるマルガーオンに翌日の鉄道切符を買いに行きがてらマルガーオン市内散策開始。



市の中心にあるMMCニューマーケットという庶民的なマーケットでは解体された豚のあらゆる部位やソーセージが一番目立つ場所で販売されている(パナジでは豚肉屋はあまり見かけない)。こうしたソーセージは家庭で食されるアイテムなのか、滞在中に入ったレストランであまり見る機会がなかった。














ゴア料理に欠かせないカシミール・チリやタマリンドが山積みにされて売られていたり、コカムや瓶入りビネガーなども売られている。













ちなみにこれだけ市場の目立つ場所で売っているのにポークやビーフを出す飲食店はゴアでもあまり無い。これは飲食店という性格上、幅広い客層に対応出来るようなメニューにしているからだろうが、ゴア名物だと思ってどんな店でもポークがあるかと思ったら意外に少ない印象。ただし一般家庭ではより身近な食材なのだろう事は市場で豊富に売っている事からわかる。


テイクアウト専門の店。
「ポークを食べさせる店はどこにありますか?」と街の人に聞いたら多くの人がこの店を教えてくれた。ポークビンダルーをオーダーして出されたのは冷凍されたものだった。街の人たちはここで冷凍ポークビンダルーを買い、家庭で解凍して食べるという。


街中にあるスーパー/食材店。
出されている看板には生鮮肉が豚と牛、冷凍肉が羊、鶏など。ゴア特産品としてソーセージ、ベビンカ(デザート)などが見える。

パナジに戻り、市内中央の魚市場を散策。




















posted by asiahunter at 20:09| Comment(0) | ■インドの旅 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

ゴア滞在記・飲食店編

ゴアGOA【滞在期間:2015年10月26〜7日】

【ゴアの飲食店】
前回(2014年)の滞在時はカラングート・ビーチの方にも行き一泊してみたが、バカンス客相手の店が多くゴアの地元民の生活面などを見るには不向きだったため、今回(2015年)の滞在時は思い切ってパナジにのみ滞在することとした。

辛い料理で有名な(kolhapur Cuisineは一つの西インドを代表する料理である)マハーラーシュトラ州コルハープルからバスで数時間、目指すゴア市に到着。

宿泊先を探すより先にゴア料理店GodinhoでPort wine No.5とPork Vindalho(ビンダルー)、Chicken Xacuti(シャクティ)。Godinhoは14年滞在時に何度か通ったビンダルー他のポルトガル料理もメニューに置いた店。






メニューの最初のページに酒メニューがあり、酒と一緒にフツーに料理が食べられるのが酒飲みにはありがたい。平日昼間からインド人のおじさんたちがチビチビ飲みながら長話している頽廃的雰囲気がグジャラートなどの禁酒州をしばらく旅した身体にはありがたい。


Port wine No.5が赤玉パンチとほぼ同じ甘く昔懐かしい味。ポートワインのポートとはポルトガルの意味で、製造方法の違いから本国ポルトガルでは8種類に大別されているが、実際にゴアでどの程度分類されているのかは不明。ちなみにポートワインの甘さは、通常アルコール化する糖分の発酵をブランデーを加えることで酵母の働きを止めてしまうことによるらしい。


市内の酒屋で販売されているポートワインの一部


Pork Vindalho(ビンダルー)、Chicken Xacuti(シャクティ)。Pork Vindalhoの酸味はかなり強い。この酸味がパンをすすめさせる。ナンのようにビンダールーのグレービーにパンを浸しながら食べる。


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ディナーはゴア料理の名店Viva Panjimへ。中心部からやや離れているというのに満席、しかも半分近くが白人客。2〜30分ほど空席待ちした(ただし時間帯を外すとそれ程の込み具合は無い)。


店の外観


店内風景

ポーク・ビンダルー、イカの野菜チリ炒め、ゴアン・ライス(ゴア風ライス)、San Andreという甘口ポートワイン、ビール、パウ、デザートにプリン。


とりあえずビール。バドワイザーも他州では見ないがゴア州ではよく見かける銘柄。


ポーク・ビンダルー


イカの野菜チリ炒め
イカ炒めがコクがあって美味しい。ゴアン・ライスとはケーララなどでよく食べる丸っこい赤米だった。このライスにイカが合う。ポーク・ビンダルーはむせる程の酸味と辛味。




これはライスではなくパンが合う。パンも程よく歯応えのあるタイプ。酸味のあるグレービーに浸してズルズル食べる。グレービーはかなりきつい酸味なので、甘口ワインが口直しになる。


デザートはここでもプリン。人気店だけあり最初から最後まで美味かった。

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翌日はSuwadikでフィッシュ・ターリー150ルピー。








カトリ右からHoman, moong usal, ナス, Tisro sukem, kismoor, sol koddi。真ん中に白ライスとチャパティ、メインのフライはマナガツオpomfret。このターリーが非常に美味しかった。

Homanはゴアの代表的な魚介味のカレーで、ゴアン・カレーと言えばHomanという。魚介とココナッツベースでコクがありつつ北インドカレーのような油っぽさは無い。具に魚が入っていた。moong usalは発芽したムング豆のあっさりしたスープ。Tisro sukemはアサリのカレー。濃い味。kismoorもゴア特有のおかず。ココナッツと玉ねぎとエビが入った日本にもありそうな味。


ゴアの街中にはマナカツオを提供することを謳った店が多い。

メインのフライのマナガツオはスパイスがたくさんカリカリと衣にまぶされていてHomanのかかったライスと食べると非常に美味い。



デザートにプリンは欠かせない。
プリンやパオ(パン)などは同じ西インドのムンバイやマハーラーシュトラ州西部でも一般的に街中で売られている。その他の地域で見る機会はあまりない。従ってこうしたアイテムにもポルトガルの影響が感じられる。ただし本国のポルトガルで一体どの程度、インド/ゴアで流通しているメニューメニューがあるのかは不明。

ゴアの街を歩くと本当に酒に寛大なのを感じる。街中至る所に酒屋や飲み屋がある。驚くのは長距離バスターミナル内にすら酒屋が営業している。


長距離バスターミナル内の酒屋

巨大スーパーチェーンのBig Gでも酒コーナーが最も充実していた。地元の人が行く飲み屋ではフェニー酒のダブルとソーダで30ルピーだった。この価格は北インドのちょっとした店でチャイを飲むのとあまり変わらない。





フェニー酒と地元産ソーダで30ルピー


隣にはシブいオジさんが一人飲みしている。
posted by asiahunter at 19:35| Comment(0) | ■インドの旅 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする