2012年12月21日

結婚式@チェンナイ

チェンナイ滞在中、運よく知り合いの親戚の結婚式に招待された。特にこの日を狙って滞在した訳ではないのでフォーマルな衣装など持ち合わせていなかったが、基本的にこうした結婚パーティーの場ではドレスコードは日本ほど厳格ではなく、気軽に参加出来るのがいい。



市内中心部のホール(Janaki Krishna Hall)。収容人数数千人という。
到着した時点で夕刻を過ぎており、すでに宴もたけなわな時間帯だった。





ホールのエントランス部分には花で作られたコーラム(吉祥の印)が描かれていた。
このコーラムが密教に取り入れられてマンダラとなったという。
マンダラはこちらでも販売しています



ホール内部。女性たちのカンチープラム・サリーが特有の光沢を放って美しい。



参加の男性たちも南インドの正装である白いクルターに白いドーティでキメている人も少なくない。黒い肌に白布がよく映える。やはりワイシャツ+スラックスよりもこちらの方が断然『絵』になる。



新郎新婦の周りには人が途絶えることなく集まり、記念撮影など行っている。
彼らは共にアメリカ在住のエンジニアで、故国に戻って盛大に式を執り行った。異国で恋愛し結婚する場合でも届けを出すだけといったスタイルは少数派で、故国に戻って式・披露宴を行うのがインドでは一般的で、日本国内に在住しているIT技術者たちもそのようにしている(日本国内でインド人同士が恋愛結婚するケースはほとんど無いため、だいたいが一時的にインドに戻り見合い〜結婚し、日本に戻る、というパターンが多い。またインドでは12月が婚礼シーズンなのでこの時期インドに一時帰国する人が多い)。

尚、インドではこうした式やパーティなどは全て主催者持ちとなる。祝儀といった習慣もない。この日の招待客は1000人以上だという。費用の総額は250万円ほどかかったらしい。これ程の規模になると婚姻者及びその親族などといった個人の能力を超えるため、専門のブライダル会社が宴の一切を請け負う。その会社の担当女性社員がホール内をヘッドマイクを付けながら闊歩していたが、さすがにこの規模の婚礼を取り仕切るだけあっていかにも有能そうな女性だった。



ホールの片隅ではヴィーナやムリダンガムといった南インド古典音楽の楽器がおごそかに生演奏されている。招待客の中には演奏のターラ(リズム)を指で取っている音楽通などもいる。



最大の楽しみである食事。食事は建物二階に上がったところでいただく。
これも特に一同一緒に乾杯などなく(だいたいインドの結婚式で酒は無い)、大きな食事スペースで気の向いた人がそれぞれバラバラに食事をする、という至って自由なスタイル。インド人主催の食事付の室内イベントはほぼ例外なく、国内外問わずこのようなスタイルが一般的。



当然のことながら南インドのハレの日の食事は純正菜食となる。
バナナの葉も一般の街食堂で見慣れているものよりも新鮮で明るい色の若葉が用いられている。





次から次へとひっきりなしに具材をバケツに入れた給仕係がサーブする。
また当然こうしたハレの食事は手食がマナーであるため、食べ物の名前を聞いてもメモれないし写真も撮れないため純粋に食べることに専念する他ない。ちなみにサンバル・ライスがとても美味しく4〜5回はおかわりした。(何度でもおかわり可能)



別の場所ではアイス他、デザートコーナーまで設置されていた。これも食べ放題。正に至れり尽くせり。



タミル人の結婚式に招待されたのは初めてではないが、改めてトラディショナルな南インドの結婚式の素晴らしさを噛みしめた一夜となった。

posted by asiahunter at 13:31| Comment(0) | ■インド文化 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年12月20日

インドでの飲酒方法

リニューアルされたデリー空港(T3)内の飲食ブースの中に数店舗、アルコールを出す店があるのを見た。


価格は最も安いキングフィッシャーの小瓶で税込200Rs以上するものの(MRP=Max Retail Priceが35Rsと記載)、従来酒が忌むべきもの・後ろ暗いものという見方をされてきたインドにあって、明るい照明のもと、往来する女性・子供含めたその他大勢の空港利用客の視線にさらされつつオープンカウンターで飲酒するインド人を見ながらインドの変化を感じざるを得なかった。




インドの街中で一般的に飲酒したい場合、一定のランク以上のホテルもしくはBAR("バール"と発音しなければ通じない)の看板の出た店に入ることになる。


このうち、程度の差はあるが基本的に全インド的にBAR内部は大変薄暗い造りになっている。中には足元すらおぼつかない所もある。日本のような明るい居酒屋に慣れている目にはやや不健全な印象すら感じられる。とは言え給仕するのも男なら埋まっている席に座る客もほぼ100パーセント男、という男だらけの世界。インド国内的に見ても一部バンガロールのPUBなどに女性客を見かける以外は全てこうである。


↑バラナシのBARにて。最近は外資系ビール会社も多く進出している。


ちなみにチェンナイのBARに入ると↑のような数多くのお通しが出される。
(ナムキーン、煮豆、ポップコーン、サンバル・ワダ、マサラのかかったキュウリetc)
しかも無くなるとすぐに補充してくれる。これとは別に食べ物のメニューもあるが、基本的にはこのお通しだけで十分である。


そうしたお通し付きのBARは当然大なり小なり原価にプラスしてサービス料その他が付加される。それを避けたい場合家飲みもありうる。客が多く常時売り手市場な酒屋(WINE SHOPという)に並び酒を購入する。これが一番安い方法。


こうした店の脇や奥や裏だったりに、薄暗い家畜小屋のような立ち飲みスペースが併設されている場合が多い。買ってすぐ飲みたい人や諸事情あって家で飲めない/飲みづらい人がインドには多いのでこうしたスペースが成立する。北インドでは店外に塩菓子などを熱い砂で炒ったつまみを売る屋台も出ていたりする。




チェンナイでは北インドよりももう少し利便性が高く、小屋の内部の一角に塩菓子などの他、小さな鉄板が置かれて揚げた魚を温めたり目玉焼きなどを作って提供している。客は酒屋で買ったビールやウイスキーなどをそこに持ち込む。場所柄、BARなどと違って長居する客は少なく、皆パッと飲んでパッと帰っていく。酒屋はビールなども冷えていて(以前はそうではなかった)気軽に立ち寄れるし、むしろこちらの方が快適かつインド人酔客観察する上でも面白い。


posted by asiahunter at 09:16| Comment(0) | ■インドの旅 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年12月19日

ダーバー@UP州

今回のインド仕入でも、いつものように車でナショナルハイウエイ2号線を使ってデリーからバラナシに向かった。





車窓から見える小さな町や農村などといったティピカルでトラディショナルな風景は何時間見続けていても見飽きることがない。

やがて空腹を覚え、雰囲気よさそうなダーバー(街道沿いなどにある大衆食堂)を慎重に吟味しながら車を止める。






先客がいた。客がある程度入っていれば味に関しては多少大丈夫な気もするが、中には弁当持ち込みでチャイだけ飲んでいる客もいるので安心は出来ない。


この目障りなボーダフォンの広告は、企業が無料で壁面塗装・テーブルなどの備品・什器などの供与の代わりにデカデカとペイントされるのだという。
店側としては看板制作やら内装やらにかける費用が浮くので大半の街道沿いのダーバーは(多くは競争激しい携帯会社や清涼飲料水会社の)広告がデカデカと入った外壁が主流で、インド産業界の動向が色濃く反映されている訳でもあり興味深い。


山盛りの生野菜サラダとマサラ入りの塩
長旅に疲れているときは生野菜が恋しくなる。


ゆで卵の入ったエッグカレー。
基本的に街道沿いのダーバーはベジタリアン料理が多い。従ってエッグカレーはやや珍しいメニューといえよう。
posted by asiahunter at 20:44| Comment(0) | ■インドの旅 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年12月12日

キャセイ便で香港経由ジェットエアウェイズ チェンナイ発デリー経由の国際便乗継の場合

今回のインド仕入旅ではチェンナイOUTにした。
"インドの地方発→デリー経由→日本行"という国際便に乗るのが初めてだったので、チェンナイから出る際、国際ターミナルからなのか国内ターミナルなのか若干戸惑ってしまった。(チケットにはChennai / MAA (international)と記載されていたので)以下の情報が初めて利用される方の参考になれば幸いです。

最初ドメスティックターミナルに行くと入口脇のセキュリティ・ガードから『JetAirwaysはここじゃない、一番奥だ』と言われた。


↑セキュリティ係官から入口の間違いを指摘されている乗客

『でもインターナショナルと記載がありますよ』とチケットを提示しても
『インターナショナルだろうと、JetAirwaysの乗り場はあっち』
と繰り返す。何度か確認して最奥にある国内ターミナル入口へ進む。
※要するにチェンナイ〜デリー間は国内便、デリー以降は国際便になる。

チェンナイ空港は各ターミナルが横一列に並んでいて、向かって右が国際/左が国内となる。

↑国内ターミナル1 (ジェットエアウエイズはここから出る)

チェンナイ空港の場合新空港が建設中で、まだ旧空港を使用していることもあって国際ターミナルと国内ターミナルが徒歩圏内。従ってこうした間違いでも5分ぐら歩けば別のターミナルにたどり着くが、デリー並みの大きな空港になった場合で時間などに余裕が無ければ、こうしたターミナル間の移動が結構厳しいのではないだろうか。

↑各ターミナル間の移動は時間に余裕が必要



チェンナイ空港からJET Airwaysでいったんデリーへ。
その後デリー空港内で国際トランジットという運び。


北インドの諸ターミナルに比べて比較的接客対応が優しいチェンナイの国内ターミナル


国内線は各社同じターミナル(航空会社別にターミナルが分かれていない)。ただし入口ゲートが違う。(Air IndiaとJet Airwaysはゲート#1、Spice JetやIndigo Air, Go Airなどはゲート#2)
ただし中に入れば待合室はどの会社も共同。何のために入口を分けているのか意味不明。
私の場合、同じデリーにIndigo Airで向かうインド人スタッフとゲートのところで最後の別れを告げ、別々に中に入ったが、カウンターでボーディングパスを受け取ったのち、再度彼と待合ロビーではちあわせ、少々気まずかった。
ちなみに国際便への接続便といっても扱いは国内便と全く同じで、従って搭乗ゲートの閉鎖時間も国内便のそれに準じるのである程度ギリギリに空港に着いても問題ない。


チェンナイ発デリー行のJet Airways 9w830便


国内線のためアルコールは出ない。


約3時間弱でデリー着。到着するターミナルはT3


電光表示にTransferの文字が見える。
ただし国際Transferと国内Transferがあるので要注意。
ここで表示されるTransferのサインは国内乗継を意味する。


国際線の乗継はこちらのInternational Transferに進まなければならない。


表示をくぐるとすぐにパスポートコントロールのカウンター。
通過する人数が少ないが、対応する係官数も少なく、かつ仕事がノロいので一人一人に無駄な時間が費やされる。乗継時間に余裕のない人などは結構焦ることになる。


ここで提示するボーディングパス。ちなみにゲート番号は記載がないので後から掲示板でチェックする。
尚、チェンナイでのカウンターでの話しでは、一度ターミナル外へ出ることも可能。いったん預けた荷物も言えばデリーでいったん受取も可能だという。あまりにもデリーでの乗継時間が長い場合はいったんそのようにして外に出てもいいかもしれない。ただ深夜だったのと、そこまでモチベーションが無かったので外には出ず、預けの荷物は最終目的地(成田)で受け取ることにした。


ヴィザのページに出国スタンプの押印を確かめたら、長い通路を渡る。
ちなみに2012年11月から一度インドに入国してから2か月を経過しなければ、申請なしで再入国は出来ないという旅行者に不満の多かった、所謂観光ヴィザの二か月ルールという妙な条項は撤廃された模様。


表示案内に従って進む


チェンナイで機内持ち込みにした荷物などのセキュリティ・チェックが再びある。


ここを通過し、階上の出発フロアーへ進む。




エレベーターを上がると、デリー始発の他の多くの乗客たちと同一のフロアーに出る。
ここで搭乗ゲートを電光掲示板で確認し、乗込みの時間をダラダラと待つ訳である。

posted by asiahunter at 19:22| Comment(0) | ■インドの旅 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年12月11日

キャセイ便で香港経由ジェットエアウェイズ 香港での乗継方法

成田→インド往復の安めのチケットを探す際、トラベルコちゃんなどの価格比較サイトで比較的ヒットする
成田発 キャセイ/JALのコードシェア便で香港経由、ジェットエアウェイズにてインド各地往復
というのを、今回初めて利用した。ジェットエアウェイズを使うことでフライト可能都市がアーメダバード, コルカタ(カルカッタ), デリー/ニューデリー, ハイデラバード, バンガロール, チェンナイ, ムンバイなど選択肢が拡がり、かつオープンジョーも可能と使い勝手がいいので前々から気になっていた。今回初めての利用にあたり、特に香港での乗継(Transit)方法をご案内します。


※マイル加算はJAL系のワンワールドでのみ可であり、ジェットエアウェイズ利用だからといってスターアライアンスに加算は出来ないので要注意。


成田空港での搭乗手続き。
ここでもらうボーディングパスは当然インド各都市までの通しのボーディングパスである。




ほどなくして搭乗。
複数の航空会社にまたがって乗る場合、ちゃんと荷物が最終目的地で受け取れるのかどうか、些細なことがとても心配になる。


お世辞にもあまり美味しくない機内食。特にパサパサのインディカ米の食感は中華系の航空会社としてやや期待していただけに残念感が大きい。


ほどなくしてキャセイ機が香港到着。


インド系航空会社のようにランプが消えるか否かで皆が我先にベルトを外し立ち上がるといった殺気立った風景は見られない。


他の乗客の後に続いて機体の外へ


すると割合すぐに↑のような表示ボードが目に入る。当然この場合はTransfer。


ボードがあってもしばらくは長い通路をそのまま歩く。


しばらく歩く。


途中また幾度も↑のような表示があるので非常にわかりやすい。


このボードで入国カウンター(immigration)と乗継(transfer)との分岐点。


そのボードの脇には発着案内があるので、自らが乗るべき次の便を確認したい。
成田で受け取ったボーディングパスに香港発の便の搭乗ゲート番号が記載されていない場合もあるのでここで確認する。


乗換はこちらに進む


ボーディングパスとパスポートの提示が求められる。


その先は機内に持ち込んだ荷物を改めて手荷物検査。


ある程度の列が作られていてもそれほどの時間は要しない。


バッグからPCなどは取り出さなければいけないのは世界共通。


セキュリティ・チェックを通過すると上の階に進む。
今まで歩いていた2Fが到着フロアーで、その上の3Fが出発フロアーという事である。


エレベーターを上がったところ。
先ほど確認した搭乗ゲートの番号の方角へ進む。


そこから更に、インド的のジェットエアウェイズの搭乗時刻を待つ。
成田→香港→インド便の場合、だいたい6時間前後待たなければならないようだ。


待っている間、手持無沙汰で仕方がないが、香港国際空港内には無料のWIFIが飛んでいて誰でも簡単に接続可能。↑のように無料のWIFIわ使う方法を案内した無料パンフまで置いてある。


更に待合座席の中には↑のような電源/USB接続端子を備えたものまであり、至れり尽くせり。
あまりにも長い待ち時間であっても、パソコンまたはスマホを開きYouTubeでも見ていれば案外いい暇つぶしが出来る。もちろんPCを持っていない人向けに無料で使えるPCも至る場所に設置されている。


そうこうしているうちに搭乗時間が迫って切る。
搭乗ゲート前に行き、後は成田で登場したのと全く同じ方法で機内に乗り込む。

posted by asiahunter at 22:34| Comment(0) | ■インドの旅 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする