2011年04月19日

FoodFoodチャンネル

先日インド仕入れに行った際、テレビをザッピングしていたら『FoodFoodChannel』という見慣れないチャンネルがあるのに気づいた。インドのケーブルテレビは多チャンネルで、行く度にチャンネルが増えている。地方やケーブル会社によって流されるチャンネルは異なるので一体インドでいくつのチャンネルがあるのか検討つかないが、このようなチャンネルも出てきたんだとしばらく見ているとずっとクッキング番組ばかりやっている。面白いのでインド滞在中はずっと見ていた。中でも面白かったのが、『TURBAN TADKA』という番組だった。





ターバンを巻いたパンジャーブ人の大柄なシェフが器用な手さばきと大仰なジェスチャーと大きな声といういかにもパンジャービーな感じでパンジャーブ料理を講ずるもので、ずっと料理番組を流している『FoodFoodChannel』の中でも一番パンチが効いている。思わず、この番組のDVDが欲しい…と思ったが、Youtube上にたくさん動画があった。

Sanjeev Kapoorのサイトによると、この『FoodFoodChannel』というのは今年(2011年)の1月にあのインド料理界のカリスマSanjeev Kapoorが立ち上げた24時間放映のヒンディー語料理チャンネル。ヒンディー語料理の専門チャンネルはもちろんインド初。立ち上げには往年の(?)大女優マートゥリー・ディークシトが「ライフスタイル大使」という肩書きでキャンペーンしていて、このサンジーヴ・カプールとマードゥリーの広告は何度か滞在中目にした。それにしてもレシピ本はじめ、自らがプロデュースした顔写真入りのスパイス類も売り出し、さらには自社Khana Kazaana社でチャンネルを持ちあのマードゥリーと共演してしまうという、なかなかここまでスターダムに登る料理人も珍しい。
posted by asiahunter at 18:09| Comment(0) | ■インド料理 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年04月17日

『Enjoy Nepalese Cuisine』 ネパール料理本

海外での楽しみの一つはその国の本屋に入る事である。特にアジアの旅では本屋はエアコンも効いているし、中には書籍を読む人用のイスまで用意されていたりして、立ち読みならぬ座り読みが出来るところもある。タイやインドでは出版点数も多く、行く度に欲しい本が見つかる。

タイでチェーン展開している本屋としてD.K.BooksやAsia Booksなどがメジャーなところで、陳列はタイ語が主だが英語の本も少なからず置いている。尚、Asia Booksのメンバーになると10〜15パーセント引きで購入できる。メンバーカードは誰でも作れるので本好きの方にはオススメ。D.K.Booksの方は学術系のWhite Lotususなど結構硬めの本の品揃えがいい。収入やメニューなどタイの屋台をフィールドワークした『Bangkok's Foodscape』などのあまり売れ線狙いではないタイ料理関連の本がたくさんこの出版社から出ている。

さて、今回チェンマイにあるD.K.Booksに入ったところ、珍しい以下本を見つけた。
『Enjoy Nepalese Cuisine』


『Tibetan Cooking』


共にIndra Majupuriaという人の著書で、奥付を見ると『Enjoy Nepalese Cuisine』の方はカトマンドゥでの印刷となっているが、『Tibetan Cooking』はバンコクでの印刷となっている。チェンマイのD.K.Booksはさすがに地方の書店だけあってあんまり英文書籍そのものが少なかった中で、なぜかネパールとチベットの料理本が置かれていたので思わず手に取ったものの厳重にビニール包装されていたので意を決してジャケ買いする。

宿に戻って読み進めると、特に『Enjoy Nepalese Cuisine』がいい。オールカラーな上にダルバート・タルカリ、モモなどのメジャーなネパール料理以外にも、例えばネパールで食されるスナック菓子やインスタントラーメン、食パン、市場の野菜、調味料、清涼飲料水まで網羅的に記述がある。しかも写真入り。そのほか調理器具の図入り解説など希少な内容。
 



発行年は1990年のようで、当時のやや懐かしい写真もいい。料理を民族別に分けるのではなく、料理の種類ごとに分類していて、ペーパーブックながら小さなも漏れないように大変丁寧に作られている。
これらの書籍は後日、↓ページにて販売予定なのでご興味のある方は是非どうぞ!
http://www.asiahunter.com/CD_BOOK/food-DVD-BOOK/Thai-Food-DVD.htm
posted by asiahunter at 08:54| Comment(0) | ■タイ系 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年04月14日

チェンマイ

バンコクで定宿としているのはプラトゥーナームの一角にあるホテルで、近くにはバンコクを象徴する高層ビルのバイヨーク2がそびえている。ここ10年ほどは主に雑貨仕入れが滞在目的となったので、常にこの地区に滞在していたが、今後は仕入れ商品の関係でこことは違った場所に滞在するようになるだろう。

この地区の利点は特に衣料系の問屋になっていること、輸出貨物屋さんがたくさんかたまっていること、両替屋も多いこと、などである。もよりのBTS駅までやや距離があるのと、特に夜、これはという飲食店がないことが難点だろうか。屋台はたくさん出てにぎやかだし、インド料理屋もバイヨーク周辺には多いのだが、座ってビールを飲みながら食べる美味しいタイ料理のレストランは少ない気がする。



ちょうど私が滞在していた頃、円高が進んでいて(というかドル安だが)、少しまとまった額の円現金を両替したら↓のような封のついた札束を渡された。



1000バーツ札×100枚。
こういうのをもらうと嬉しくなってすぐ記念写真を撮ってしまうあたり、我ながら貧乏臭い。

さて、今回はバンコクのみならずタイ北部のチェンマイにも足を運んだ。
空港を一歩出ると、そのノンビリとした空気が身体を包み何とも言えない脱力感が漂っている。バンコクのような大都会に居ると知らず知らず身体が硬直し緊張しているらしい事を、弛緩してはじめて気づく。昼間なのに薄暗く、かつ蒸し暑いチェンマイの街角のなんでもない裏道などで遭遇するひなびた民家や商家、それらに使われている古い木材の板塀やゆっくりと回転する天井からの扇風機、薄暗い裸電球、ラジカセから流れる哀調を帯びた歌謡曲、それら一つ一つが何ともいえない味わいを醸し出している。つげ義春のアングラ劇画を連想させるそれら風景に接するうちに、散歩は止まらなくなる。


さてそのチェンマイの某レストランで食事をした際、↓のような竹篭に入ったモチ米に遭遇した。

これはクラティップと呼ばれる道具で、このようにテーブルに置かれて器代わりにして直接、食べることもあるし、↓のように肩から提げてお弁当箱的に使用するケースもあるようだ。


北部タイ〜ラオスにかけて日常的に使われている品物で、弊社でも以下のページで販売していますので、ご希望の方はどうぞよろしくおねがいします。
http://www.asiahunter.com/seikatsu/syokki_Thai.htm
posted by asiahunter at 16:33| Comment(0) | ■タイ系 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年04月12日

タイの食器・調理器具各種、入荷しました

アジアハンターは先月、インド・タイはじめ東南アジア各国を仕入れ旅しておりました。
只今それらの商品が入荷ラッシュを迎えています。そのうち、比較的早く到着したタイの商品をサイトに更新しましたので、タイ料理にご興味ある方など、是非ご覧いただければと思います。


タイ料理用食器・調理器具ページ

今までインドには複数いた現地サポートスタッフですが、今回タイにも人材が得られました。タイ料理を追及する個人様は元より、今後はタイ料理教室やタイ料理店オーナー様からの大量発注などにも応じられます。よろしくお願いいたします。



posted by asiahunter at 12:32| Comment(0) | ■タイ系 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年04月06日

タイでの携帯使用方法

海外に於いて今回のような大震災が日本で発生した場合、仮に直接被災していなくとも、関係各位への連絡その他改めて携帯電話の重要性を感じた。特にフライトの確認・仕入れ先からの荷物輸送確認など携帯が無ければどうなっていたか分からない。そこでここでは、インド/タイでの携帯使用方法を記述します。
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ドコモやソフトバンクなど日本国内の主な携帯は海外でもローミングが使用出来る対応となっているが、通話料が高い。ソフトバンクは海外でもパケ放題のサービスがあるが、個人的に必要なのは日本とのやり取りでなく現地での通話である。

こうした理由で、数年前デリーのカロールバーグにあるグファー・マーケット(デリーにおける有名な格安中古携帯のマーケット)でノキア製の携帯を入手した。当時新品で2,000Rsぐらいだったように記憶している。マーケットの拡大で、現在は機種を選ばなければもっと安いのではないだろうか?
日本の携帯と違って、本体裏のカバーをはずし、SIMカードというチップを入れることで初めて使う事ができる。外国の場合、SIMカード無しの携帯とは単なるオモチャと一緒で、ソフトなしのPCが単なる箱なのと同じように何も使う事が出来ない。SIMカードの形状は世界共通なので、行く先々でSIMカードを購入し、携帯に入れることでそれぞれの国での携帯番号を取得する事となる。



SIMカードの購入にはインドの場合、州によって若干の差があるが、たいていパスポートのコピーなどが必要。特に在住者でなくとも、旅行者でも購入できる。タイの場合はパスポートのコピーすら不要。
インドで流通しているSIMカードにはAirTelなど海外ローミング対応のものもあり、SIMカードの価格はやや高くなるものの、インド国外でもそのまま携帯を使用することが出来る。これはタイも同様。もし既にSIMカードを差し込める海外用の携帯を持っているのなら、バンコクならば空港の到着ロビーにこうした携帯サービス会社のブースがあり、いとも簡単にSIMカード購入出来る。

またインドでも、街中に石を投げればSIMカード販売店にぶつかるかのごとく、無数に存在している。SIMカード/携帯専門店もあるが、別業種との兼業も多い。Air Telなどの看板がかかっているので気軽に立ち寄り、『Charge Please』でOK。そしたら「いくら分?」と聞かれるので、必要に応じて「100ルピー」とか「300ルピー」とか指定する。チャージ料金設定は非常に細分化されていて25ルピー分ぐらいからある。タバコですら1本単位で販売するアジア感を感じさせられる。尚、指値で300ルピーと指示しても、まるまる300ルピーがチャージされるわけではなく、販売業者の手数料が引かれた分がチャージされる。


バンコク・スワンナブーミ空港内到着ロビーにある携帯サービス会社カウンター

このうちタイではDTACという会社のサービスにリチャージ後1年間有効というコースもある。SIMカード購入時に『ワンイヤーone year』と言えばそのようにしてくれる。(SIMカードにはチャージの有効期限がある。チャージとは分かりやすく言うと先払い。日本と異なりあらかじめ「●●円分」といった具合に先払いでチャージしておかなくてはならない。当然、チャージ分が無くなると再チャージしなければならない)これはインドでも同様である。尚、携帯本体価格はタイではインド以上に安く、機種も豊富。またSIMロック解除業者もMBKなどにはたくさんいる。
posted by asiahunter at 12:32| Comment(0) | ■タイ系 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年04月05日

仕入れ中の大震災遭遇

2月末〜3月半ばにかけて、アジアハンターは毎年恒例のアジア仕入れに行ってました。
帰国日前日に東日本大震災が発生し、成田空港も一時的に閉鎖されました。大震災発生時、ちょうどまだバンコクの食器卸問屋で最終的なパッキングリストの作成〜確認中で、家族から携帯に連絡があったものの、その時点ではそれ程の規模だとは全く想像外でした。その後作業が一段落したので日本にかけなおそうとすると不通の状態が続き、その後『地震のため長時間、不通の状態が続くと思われます』というNTTドコモの自動音声を聞くにいたり次第にただ事ではない事が異国の空の下ながら分かってきました。
地震に伴い、今までたまにテレビなどで目にする「空港足止め」的な状況に、タイのバンコクにて一時的に遭遇したのでその顛末を記します。とは言っても以下記すように決して苦痛を伴うものではありませんでしたが。今後こうした事態に遭遇する旅行者にお役に立てば幸いです。
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地震のニュースは聞きつつも、まさかそれ程の甚大なものだとは知らず、暑い中汗まみれになって仕入れ荷物の確認作業などしていました。タイで仕事を手伝ってくれるT君の車でホテルに帰る途中、カーラジオからのニュースで徐々に事態が分かっていくものの、タイ語をT君に英語に訳してもらいながらの聞き取りなのでイマイチ理解が中途半端です。

私のフライトは12日早朝バンコク発のユナイテッド便だったのですが、前日の夜(11日の夜)ネットでユナイテッド航空のサイトチェックすると、トップページには英文で『成田を経由する便はキャンセル…』という一文が掲載されているのみ。ちなみに日本語サイトにはその一文すら記載ない。念のためユナイテッドの日本事務所に電話するも既に営業時間を過ぎていて連絡不通(同社の日本事務所には緊急連絡といったダイヤルが存在しないようである)。
そこで在バンコクの事務所に電話すると自動音声アナウンスで『明日の成田行きは…』とタイ語でのアナウンスのみ。肝心なところが分からない。英語のアナウンスは無し。
最後に仕方なくネットに載っていたユナイテッド航空の本社に電話。自動音声で何度か質問され、番号をプッシュしてようやく係の人につながった。とは言え『この路線をユナイテッドが保障するかどうかは後で連絡する』というのみで、具体的にどうするというのが全く分からない。この時点で既に明日12日のフライトまで数時間という状況。

20年間アジアを行ったり来たりしていると、オーバーブックとか遅延・欠航といったアクシデントに見舞われる事は少なくない。特にアジア路線ばかりの旅なのでなお更だ。とは言え空港自体が閉鎖というのははじめての状況だ。私のように自営業で帰国後のスケジュールも融通が利くような乗客ならいいが、これから旅行や仕事。乗り継ぎなどといった乗客は予定が狂ってさぞ大変だろう。

12日早朝5時、少し早めにバンコク国際航空に着く。ユナイテッドのカウンター内には、きちんと職員がカウンター内で仕事をしていたのでホッとした。カウンターに並ぶ乗客の数はまばらだ。てっきり足止めに怒る乗客たちでごったがえているのかと想像していた。かつて何度か遭遇したアジア系航空会社の欠航などには、そうした怒れる乗客たちが必ずカウンターを取り巻いていたものだ。

昨日のユナイテッドの対応から、空港には向かわず直接航空会社からの連絡を待つという人も居るのかもしれない。カウンターに行くと職員の女性が落ち着いた対応で『本日のユナイテッド便は飛びませんが、KL乗り換えのマレーシア航空に空席を確保したのでそちらでご帰国下さい』という話し。こうした振り分けは空き状況によって各乗客ごとにまちまちなので、例えばその時私の隣のカウンターに居た日本語しか喋らない初老の男性にはまた別の航空会社の日本行き便があてがわれていた。ただその乗客は成田の一時閉鎖とユナイテッド便の欠航を理解出来ていないらしく、どうしてもこれから乗りたいと激しく主張し回りのタイ人スタッフが大いに困惑させていた。

私は取り立てて急いで帰国する必要はなく、むしろ急ぎの乗客に席を譲ろうかという思いもあって「明後日か明々後日あたりのマレーシア航空便などないですか?」などと間抜けな質問をすると「これはユナイテッドの側が一生懸命他社便を一つ一つ問い合わせて確保した緊急用のチケットですから!」とややムッとされた。こうしてマレーシア航空の出発時刻である午後14時まで、再度バンコク市内にて多少の仕入れ仕事の残りをする事が出来、さらにKLに立ち寄ったのでそこでも仕事をする事が出来たのであった。
posted by asiahunter at 11:38| Comment(0) | ■タイ系 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする