2010年11月29日

押入れの中の神様

先日、ある北インド出身A氏の住むアパートを訪問する機会があった。
インド人の中でも、以前当ブログにて紹介したように、特に信心深い人たちはドアなどに神格勧請用のコーラムや足型・シール・紋章など様々なアイテムが並べている。

そんな人たちは部屋の中にも小さな棚などを設え、おのおのが信じる神格を祀っている場合が多い。A氏もそんな一人だが、その規模が群を抜いていた。

夫婦二人で決して広くない2LDKに住んでいるのに、押入れの上段片面全部を使って大きな神棚にしてしまっていたのだ。夜になると青白い光が輝きだし、ややもすればおどろおどろしさすら感じさせる、正に神秘の世界。
↓クリックして拡大してください。

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posted by asiahunter at 19:56| Comment(0) | ■在日インド系 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年11月14日

ヒンドゥー巡礼系DVD入荷しました

普段は商品が入荷しても、一般的なネットショップのように入荷案内などをブログに記載する事も無いアジアハンターですが、本日はどうしても以下のDVDについて案内したくペンを執りました。

 
北インド・ヒマーラヤ4聖地(ウッタラーカンド・チャールダーム)を紹介したT-シリーズ社製DVD
商品番号…HDVD-12
値段2,500円


 
南インド・ムルガン神の聖地を紹介したDVD
商品番号…SHDVD-4
値段2,800円


個人的な話になりますが、私アジアハンターはその昔パックパッカーでした。行き先はほぼ全てインドで、一度入国して手持ちの資金もしくはヴィザのいずれかが切れるまで滞在する、という今から考えると無謀な貧乏旅行をしていました。ただ多くのパックパッカーのようにバラナシやプリーなどに沈没する事はあまりありませんでした。では何をしていたかと言うと寺院巡りや聖地巡り、少数部族の居住地巡りにハマっていたのです。少数部族の居住地は入域に許可が必要な場所が多く思うようにめぐれませんでしたが、寺院巡りや聖地巡りは規制が無く、厳格で格式高い寺院の一部は外国人の参拝が不可な所もありましたが、多くは開放的で寺院関係者などもいい意味で部外者に無関心でした。

例えばシヴァ信仰系の重要な聖地に12のリンガの地(12Jyoti Linga)がありますが、こうした寺院のうち一つでも訪問するとそこには縁起書などがあり、他のシヴァ信仰系の情報だったり、あるいは周辺に存在するシャクティ(女神信仰)系の寺院の情報が入手出来たりします。あるいは寺院の前にある掘っ立て小屋のような出店に、シヴァ参拝用のビールの葉だったりビャクダンなどの供物と共に、妙な神格の絵が売られている場合があります。その神格の名称や縁起を聞き、その神格を祀る寺院とそこへのアクセス、その神格の祭りの日などの情報を得るとどうしてもそこに行きたくなり、時間は無限のようにあるため結局ローカルバスを乗り継いでそうした寺院に行く、といった事を繰り返しては悦に入っていました。ある意味スタンプラリーのようなものかもしれません。これら寺院や聖地は「地球の歩き方」はもちろんロンプラにすら掲載されていないところが多く、必然的にヒンディー語などの現地語が必要になり、またある程度言葉を理解するようになるとさらに旅が面白くなる、という訳でぬかるみのようにその世界にハマっていったのです。

今回、紹介するようなDVDを見ながら往時の記憶が一挙によみがえりました。特に上で紹介した2枚が個人的経験もあっていい感じです。聖地や寺院巡りしていた十数年前、未知なる寺院の情報収集に苦労しましたが、まさか日本の薄型テレビの画面でこの巡礼路を再追跡出来ようとは。隔世の感を禁じ得ません。

posted by asiahunter at 19:45| Comment(0) | ■更新案内 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年11月11日

とある日曜日

この間の日曜日は秋晴れのすがすがしい一日だった。
用事があって埼玉県蕨市の公団に行くと、団地手前の公園で若者たちが野球に嵩じていた。


しかし野球にしてはどうも掛け声が違うし、一球一球のリアクションが大きすぎる。
よく目を凝らしてみたら何と若いインド人たちがクリケットをやっていた。



インド人の中には日本人も少数ながら混じっていたりし、また奥さんと思しき女性たちが傍らのベンチに子供と共に腰掛け観戦していたりするという、ほほえましい光景が繰り広がっていた。
埼玉の蕨市や戸田市から群馬にかけてはインド人以外にもパキスタン人、バングラディシュ人が昔から多く、彼らの中には草クリケットチームを構成している人たちも居るという。西葛西などのインド人草クリケットチームなども時々対戦しているらしい。日本の中でクリケットの印パ戦が熱く展開しているのである。


この日の夜は久しぶりに西大島の『マハラニ』に立ち寄った。
食べたのはサーグチキンとナーン。


マトン・マラバールという南インド(ケーララ)を意識したココナッツテイストのカレー。

ここのコックのお兄ちゃんは西ベンガル州の出身ながら約8年ほどタミルナードゥ州でのコック経験もあるので南インドの料理も熟知している。また喋ったり聞いたりだけならタミル語も問題ないそうだ。ならば本格的なタミル系の料理も出せば?と聞くと、厨房が狭いので鉄板など置けずマサラ・ドーサやイドリー・サンバールなどもやむを得ず出せないのだという。何とも残念な話である。
posted by asiahunter at 14:32| Comment(0) | ■カレー日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年11月09日

ディワリーat大島

11月5日が今年のヒンドゥー暦に於けるディワリー祭日だった。
この日の近辺に、関東でも複数箇所でディワリー祭を祝う在日インド系主体のイベントが開催された。こうしたイベントはICATが主催するイベントを除いて、数年前から個人宅などでごく内輪向けに開かれていたが、参加人数の増加に従って公団の集会所→公民館の一室→イベント施設の中〜大ホールへと徐々に拡大し、拡大に伴いかつては限定された地域でのみ開催されていたものが次第に複数地区でも行われるようになりつつある。

ここ数年の傾向としては、なじみのインドレストランから食事をケータリングし、ブッフェ形式で食事を並べ、出し物としては子供の歌や踊り(ここ数年、在日インド系の人々によるボリウッドダンス指導なども増えた)など。基本的にはヒンドゥー儀礼に名を借りた異国での懇親会が主目的なので、ステージプログラムもイベントとしてのショーというより学芸会的なノリという印象が強い。しかしイベント規模の拡大と共に、近年本国からプロのパフォーマーなどを呼ぶケースも増えている。とは言え在日ネパール人のように定期的にプロのショー・パフォーマーを招聘し、純粋にそれだけで興行させるまでには至っていない。しかしある程度在日インド系が定着したら、今後そうした動きも当然出てくる可能性はある。
ヒンドゥー教系の祝祭はアルコール無しなので、例えば在日ネパール人たちのイベントに付き物の、酔っ払ってケンカなどといった事は皆無である。但しイベント終了後の飲食物・使い捨て食器・出し物に付随する紙ふぶきなどの散らかり具合は想像を絶する場合もある。

↓は今年7日に江戸川区のさくらホール内多目的ホールにて開催された、江東区大島〜東大島周辺在住のインド人たち主導によるディワリーである。かなり規模が大きく、4〜500人ほどの動員があった。




↑会場入り口にはスポンサーのポスターが並ぶ。

↓ケータリングを担当した葛西の南インドレストラン「和印道」でのプーリー調理風景。
 


 



posted by asiahunter at 06:14| Comment(0) | ■在日インド系 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年11月08日

大阪出張

先週の月〜水にかけて所用のため大阪出張した。
車で行ったが、なるべく高速代を減らすため、前回の時は割引率の高い夜中に走ったが、途中で眠くなりパーキングでウトウトしていたら結局朝になり渋滞に巻き込まれるという状況だったので、今回はある程度まで高速を走り静岡の清水インターあたりで降りて後はバイパスを走るという方法にした。名古屋を過ぎると名阪国道という素晴らしい2〜3車線のバイパスがあって高速道路と変わらない。ここまでたどり着いたらあとは流れに身を任せるだけだ。ただ早朝6時に出発して走り通りだからあまりにも疲れる。そこで三重と京都の県境あたりにある笠置という町にある「笠置いこいの館」という温泉施設で休憩した。



詳しいお湯の効能は同館サイトに記載の通りだが、実感として納豆でも入っているのかと思うぐらいネバつきのあるお湯で、足元もヌルヌルしていかにも「身体に良さそう」な感じがする。平日昼間でも地元の人の他、ツーリングのライダーなども入っていて人気の温泉のようである。

さて大阪に着いた翌日、別件で芦屋市にある老舗インドレストランShanti様にお邪魔した。

お昼前のお忙しい時間帯にも拘わらず今までのイベント主催実績のお話し等実に興味深く参考になるお話しを伺えた。その際いただいたキーマカレーとタンドーリー・チキンが絶品だったのでご紹介します。


キーマカレーはランチにありがちな水で薄めたような肉もマサラも少ない三流インドレストランのそれとは違い、濃厚で芳醇な味わい。上に乗ったゆで卵も美味く、ランチというよりディナーの味だ。


タンドーリー・チキンも丁寧な仕上がりでジューシーかつホリューミー。さすが芦屋という一等地で長年営業されているだけの事があると強く感じた。

インドレストラン シャンティ
芦屋市船戸町1-31モンテメール本館5F
0797-35-4807
posted by asiahunter at 15:38| Comment(0) | ■その他雑記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする