2008年09月23日

New Delhi Rajdhani Restaurant

数日前、インド仕入より帰国し、本日送った荷物も無事通関終了しました。
期間中、商品リクエストなど多くいただきましてありがとうございました。
諸事情により、リクエストにお応え出来なかったお客様には大変、ご迷惑おかけいたしました。

今回のインド仕入れはいつも行く南インドには行かず、デリーのみの短期滞在でした。
この期間中、デリーで無差別爆弾テロが発生し、正に数十分の差で事故現場に居たため、背筋の凍りつく思いがした。日曜の繁華街を狙った悪質なもので、インド国内の報道は連日生々しい事故現場や被害者の姿を過激に映し出していた。

それよりデリーに着いた10日、インドの人々の噂になっていたのがスイス・フランス国境の地下で行われる『ビッグバン実験』の事で、迎えに来たインドの友人も
「見ろ、明日で地球が破壊されて全てが終わる」
と神妙な面持ちで言った。実際、テレビでも『木曜スペシャル』風の番組がCGなど駆使してまことしやかに不安をあおっていた。その割には一年ぶりのインド庶民は相変わらずな印象だったが、後日ネットを見たらこの恐怖から自殺者も出たようである。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080911-00000021-reu-int

昔、デリーで生活していた頃、猿男が出現し、夜な夜な人を襲うという冗談のようなニュースが新聞やテレビを賑わせた事があったが、インドの蒸し暑く寝苦しい夜、そんな非現実的な馬鹿げたニュースが妙なリアリティーを持って迫ってきたのを思い出した。

さて、暑いインドで仕入れの最中、一番の楽しみは『食』である。そのめくるめく食ワールドに既に何度も足を運んでいるコンノートのRajdhaniに今回も二度、訪れた。




ここは主要都市などインド全土にチェーン展開する西インド料理のレストランで、いつも客でにぎわっている。門番にドアを開けてもらい、店に入るとまず額に祝福のアーシルワードをつけてもらう。この店はこのためだけに一人雇っている。


席に着くと、既にテーブルには直径44cmの大きなタールと6個のカトリが置かれている。
サブジー(おかず)などは日替わりの、純粋な西インド・ターリーのみのメニューである。入れ替わり立ち代り、様々なサーバーに入れたサブジーやロッティをよそってくれるシステムで、言わば食べ放題である。西インドらしく、全てのメニューは菜食で、
中にはグジャラート風の甘いカレーも含まれる。



尚、サーブしている模様を一部動画撮影したので興味ある向きは↓をご覧下さい。
食べる手で撮っているため、撮影時間はごくわずかです。

posted by asiahunter at 03:23| Comment(0) | ■インド文化 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年09月03日

ナーンの味

最近なぜかナーンが美味しく感じられる。以前は国内のインド料理店で出されるナーンが美味しく感じられず、もっぱらライスばかり頼んでいた。
材料やタンドール(釜)の違いなのか、インドの名の通ったレストランで食べるナーンは表面が硬く歯応えがあり、油を多用し見た目や食感がパロータに近い。これが好きでこればかり食べていたせいか、日本のインド料理店で出される発酵させたフカフカのナーンにある種の物足りなさを感じていたのだ。

例えば食パンでも、欧米のそれに比べ米食嗜好の強い日本の食パンはフカフカで歯応えが無い食感が好まれるという。ナーンもまた、こうした国民嗜好に従って味覚や食感を変化させているのか、材料や調理環境によって偶然そうなったのか興味深い所である。

ちなみに同じナーンといってもインド料理店とパキスタン(系)料理店では味覚や食感がかなり異なる。特に在日パキスタン人を相手にしている料理店で出されるナーンは本国のそれに忠実で、都内にはこうした店は少ないが、群馬県などの在日パキスタン人が居住する地方都市に行けば本場の味を味わう事が出来る。

先日初めて訪れた駒込のShantiでは100円プラスするとナーンの『大盛り』が可能なので、注文すると通常の二倍ぐらいあるナーンが出る。皿に載らないぐらい大きく、今まで数多く食べたナーン中最大のものだった。


広尾のPriyaは経営者が古い知人で、場所柄富裕層の外国人客が多くしばしば彼らは広い自宅でディナーパーティーなどを催す。その時ケータリングの手伝いをするとお礼に食事を出してくれる。このナーンが美味く、何枚もおかわりしていると、そのうちケータリングで余ったナーンまでくれるようになった。数十枚もあるので冷凍して大切に食べている次第である。

posted by asiahunter at 09:32| Comment(0) | ■カレー日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする