2016年06月27日

パリのインド人街〜Little Jaffna

高速鉄道ユーロスターにてロンドンを出て花の都パリに到着。


高速鉄道ユーロスター。チケットはネットで購入可能。


パリ駅を出て見える光景。パリのリトルインディアはこの駅のすぐ北側に広がっている。

予約しておいてた駅近くの10区Le Chapelleにあるフォブール・サンドニ通りのインド・スリランカ人街(Little Jaffnaとも呼ばれる)のど真ん中の宿泊先に進もうとするも全く場所が分からない。駅前であてずっぽうに進もうとした矢先、一見親切そうなおじさんが『一緒に案内してあげましょう』などと言って着いてくるよう言われる。話を聞くと南米からの移民?で、案の定ホテル付近まで着いたらバクシーシを要求された。インドではこうした人たちとの接触は日常的だがフランスでもそのような体験をするとは。少額コインを渡すと『少ない!』と文句を言われつつホテル内に避難。ホテルの部屋の外の風景を眺めると、目の前にはLittle Indiaという衣料品店があって興奮。




ホテルの窓からの光景。目の前にはLittle Indiaという衣料品店。


駅で購入出来なかったSIMカードは街中至る所にある店で購入可能。



旅行前に英アマゾン経由で入手していた『The encyclopedia of Srilankan diaspora』によると、パリには旧仏領のタミルナードゥ州ポンデシェリー出身者が従来多いのと、内戦時代のスリランカからのタミル系難民が多いためタミル・スリランカレストランや店舗が目立つ。実は現WB州チャンダンナガルも旧仏領だったのでベンガル人が固まるエリアもあると思うが、こちらに関しては詳細な場所が分からない。衣料品店や食材店などが展開しているのも他国のインド人街と同様。近くにはタミル系のマリアンマン寺院とガナパティ寺院(共に小さいらしい)もあるという。

空腹だったので取り急ぎ手近にあったDishnyというタミル・スリランカレストランに入りビーフコルマ(kouroumaというスペルになっている)とチーズナン、クルシェット?とダールとライタが付いたライス。チーズナンのチーズが美味いのはやはりチーズの国フランスならではなのだろうか。







さて非常に興味深いことにメニューを見ていると肉・鳥・野菜などの具の名称と共にkourouma、curry、vindalooというカテゴリー分けされていることに気付く。この後も複数軒パリのインド系レストランでメニューを見て分かったのだが、これはグレービー・ソースの違いというより辛さの違いだった。kourouma、curry、vindalooとは要するに普通・中辛・大辛のような辛さの違いだけを示す。ためしにこのレストランで私は当初『vindaloo下さい』とオーダーしたが、店員にそれはかなり辛いですから余程辛いのが好きでない限りやめといた方が無難です、と言われた。そのためこのDishnyでは普通に相当するkouroumaにしたのだが、別の店でvindalooを頼んでみた。すると本来的なゴア料理としてのvindalooの酸味はなく、単に辛さを増したカレーが登場した。


特徴的なカテゴライズのメニュー。三段階の辛さをkourouma、curry、vindalooと記述している。

フランス人客もかなり入っていて、彼らはフォークとナイフで器用にカレーを食べている。当初テーブル上にはフォークとナイフしかなく、スプーンが無かったので忘れているのかと思いきや全てのテーブルがそうだった。フランスではこうしたレストランではフォークとナイフしか出さないらしい。









Dishnyのような酒を置くムスリム経営店も多い中、タミル・ムスリムの方が経営するPondicherryは酒を置かない純ハラール店もある。ちょうどフランス訪問時もラマダン期間中だったが、フランスの日没は21時50分と非常に遅く、在フランス・ムスリムの方々の苦労が偲ばれた。こうした教義を厳格に守っているPondicherryのような店は周囲の経営上酒を出しているハラールではない店からは尊敬の念を置かれている。



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2016年06月26日

ロンドン【Wembly】

せっかくのロンドンだからヒンドゥー寺院も参拝しようと、主にグジャラーティが多く居住するWembly地区にあるShere Sanatan Mandir(寺院)へ。pandit(司祭)のBhavik Pandya氏はグジャラート州出身で大学でヒンドゥー教を修めた方。まだ若そうに見えるが既に在英6年になるという。




pandit(司祭)のBhavik Pandya氏

寺院は2010年5月に建立されたまだ新しいもの。内装は彫刻が見事だが、それらは全てインドで彫刻されたものをイギリスで組み立てたらしい。ちなみに愛想の良い守衛さんは東ネパールのダラン出身ライ族のおじさんだった。


ライ族の守衛さん。イギリスではこうした元ゴルカ兵が引退後守衛、ガードマンなどに携わっているケースが多いという。

参拝後、パーン屋やサリー屋やインド食材店が並ぶ通りにある、全員グジャラーティ女性が厨房で働いているAsher'sというグジャラート料理店でグジャラーティ・ターリー。ダールとサブジーとチャパティ、バターミルクのシンプルな構成ながら本当に家庭の味そのもので深く美味い。厨房含めて全てのスタッフが女性というのも珍しい。料理を待っていると常連客らしきインド人たちで店内かなりのにぎわいを見せている。









Wembly地区のマーケットは前日訪問したSouthallよりも充実しているように感じられる。中でも商売柄驚いたのはインド食器のみ扱っている食器屋が2軒も存在している事である。店内もかなり品ぞろえが充実している。またこうした在外インド系タウンにあるこの手の店特有の陳列だが、グジャラート系のみならず広く北インド・南インドの商品を扱っている。インドでこうした店を覗くとその地域特有の品揃えとなるのであるが、こうしたバランスよい陳列が在外インドタウンに於ける店の特徴であり、手っ取り早くインド(の製品)を知るうえではコンパクトにまとまっていて便利である。







他にもWemblyのインド系マーケットはかなり大きく、インドのバザールを歩いているのと何ら遜色ない街並みにある種のイギリス人への羨望すら感じてしまう。こんな身近にインドがあるなんて何という恵まれた環境なのだろうか。







さて、そのWemblyマーケットの外れの方にネパール人(タマン族)経営の食材店を見つけた。









奥には何とカシや豚の他に水牛(ビーフでなく)の生肉まで売っている。日本と違い水牛肉の入手もこのような店で出来てしまうのが凄い。こういう店で陳列されてるものを見ると、在外ネパール人が何を求めているかがよく分かって興味深い。





近くにはmomo houseという店名のネパールレストランも見かけた(但し客層はネパール人ではなくアングロ・サクソン系が多かった)。街中のサリー屋などでショッピングしたりシヴァ寺院に参拝するネパール人も少なくない。ちなみにロンドンに来て初めてAldershotという郊外の町にネパール人が多く居住し、リトルネパールとも呼ばれていることを知った。
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2016年06月25日

ロンドン【Southall】

6月24日、ユーロ離脱確定当日のロンドンに到着。ロンドンへの機内では『Cocktail』というロンドンを舞台にしたサイフ・アリーとディーピカーのボリ映画でロンドンの雰囲気を体得。ユーロ離脱確定のおかげで英ポンドがかなり下落し円高ポンド安状態になっているのが非常にありがたい。空港に着くと有名なSIMカードの自販機もあったが、自らアクティベートするのが困難なのでここでは買わず。


SIMカードの自販機


購入したSIMカード。空港から地下鉄に乗る通路の途中にVodafoneのカウンターがあり、そこで購入。ちなみにここの店員さんもインド系だった。


案内所の係官もインド系。

空港の入国審査係官もSIMカード売り場のお姉さんも地下鉄案内人も全員インド系なので初めての国に来た違和感が全くしない。とは言っても「ヒンディー語分かりますか?」と聞いても若い人などは「聞くだけなら…」みたいな人もいて驚く。 数世代も前から居住していて在英インド人と言えど母語(祖先の言葉)が出来ない人が少なくないという。但しこの流れはインドでも同様で、家庭内の会話すら英語で行うインド人も存在する。

【Southall】
翌日、最も有名なインド人街・サウソールへ。在外インド系コミュニティを語る時、サウソールは欠かせない名前で、昔から一度は訪れてみたい街だった。地下鉄で向かう途中、郊外列車に乗り換えなければならないが、パンジャビーを着た方に話しかけてみたらやはりサウソールに行くというので一緒に行くことが出来た。

事前に調べた通り駅の表示までもがグルムキー文字で表記されていてテンション上がる。駅から程近いグルドワーラー(スィク教寺院)Sri Guru Singh Sabaへ。海外のグルドワーラーを訪ねる際によく感じる事だがサウソールのグルドワーラーは特に年齢層高めで、まるでインドの老人ホームに来たかのような印象を受ける。本尊のグル・グラント・サーハブに喜捨してダルシャン後、両手を差し出しプラサードのスージーハルワをいただく。その後広い食事場でランガルをいただく。これが今日最初の食事。内容はチャパティ2枚、サルソン(に、ほうれん草などがミックスされた)カ・サーグ、ブンディー・ライタ、ダール・マッカニー、ライスのキールだった。



















同じくサウソールで、ミターイー屋を見つけて思わずバルフィー類を衝動買い。しばらくサウソールの通りを歩くと同様のミターイー屋が5〜6軒存在するのがわかった。同様に、インド系スーパーも多い。様々なインド系食料品が売られている。シンガポールのムスタファでも感じたことだが、インド各地を出自とする人たちが集積しているため、販売商品の地域的偏りが比較的少ない。東西南北あらゆる食材が所狭しと並べられている。また店頭にはパキスタン産のマンゴーが箱で売られている。一つ購入してみたが、これは日本で食べたアンビカのマンゴーの方が美味しかった。











またサウソールにはヒンドゥー寺院もある。外観が見事に北インドスタイルのVishwa Hindu Kendraもある。インド人だけでなくネパール人も参拝に訪れていた。プージャリーは北インド・シムラー出身。









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2016年06月24日

ドバイでのイフタール@Al Ghurair Masjid









ドバイ滞在2日目は高級ホテルではなくローカルなムスリムの集まる本来的な意味でのイフタールを見学しようと、日没直前にディラ地区にあるAl Ghurair Masjidを訪問。ローカルとは言ってもアラブ人が集まっている訳ではなく、大半が近隣に住んだり働いたりしている南アジア系出稼ぎ労働者。中にはアフリカ系ムスリムも少なくない。ちなみにAl Ghurair Masjidはドバイ在住の複数のインド系ムスリムからローカルなイフタールを見ることが出来るマスジドとして教えてもらったものだが、こうしたマスジド・モスクは市内至るところ存在する。



















マスジドに入ると既に多くのパキスタン人、バングラデシュ人、インド人などが列を成して座り、その前にはデーツやサモサとパコーラなどの揚げ物、ビリヤニ、ローズシロップ水などが準備されている。そして日没を知らせるアザーンと共に一斉に食べ始める。
















マスジドを案内してくれたバングラデシュ人の世話役さん

ドバイで初日滞在したホテルの従業員の多くはインド人出稼ぎ労働者で、その大半はケーララ出身者だった。ケーララは全インド的に見て高学歴層が多いにもかかわらず失業率が高いため、インド各州に比べ中東諸国への出稼ぎ労働者が突出して多い。中でも特に州都トリヴァンドラムやトリシュール、マッラプラム、カンヌール出身者が多い。こうした中東からの海外送金はケーララの州所得のかなりの割合を占める。こうした送金は大半は土地・家屋の購入に使われることが多く、実際にケーララに行くと海外送金で建てたという煌びやかな一戸建てを見る事が出来る。


宿泊先のケーララ出身従業員


宿泊先のケーララ出身従業員

ケーララ出身者はホテルや建築現場など様々な場所で働いている他、飲食店経営している人も少なくない。そうした場合、必ずしもケーララ料理を出す店であることは少なく、顧客間口の広いハンバーガーやカバーブやチャイニーズ(インド中華)などをメニューに置く店であることが多い。










こういった中東系の料理を出しているSAHAR HOTELもケーララ出身者経営

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2016年06月23日

ドバイでのイフタール@Palace Hotel

イスラム教の五行の一つに『ザカート』がある。富者による貧困者への義務的な喜捨を指し、特にインド等では金曜日などに飲食店前で食べ物の無料配布といった形で日常的に見られるものである。ラマダン月は特にこうした善行が奨励されているため、ドバイなどでは元来富裕層によってモスクやマスジドの前にテントが張られ、その中でイフタール(日没後の食事)を提供する習わしがあったという。






この『テントでのイフタール提供』という形式だけ踏襲した、"ラマタン・テント"または"イフタール・テント"などと呼ばれる食イベントが特に大きなホテルなどで行われている。形式だけの踏襲なので特にそこにはザカートを反映させたものではなく、純粋に日没後のイフタールを有料で楽しむためのものであり、酒こそ無いが外国人観光客なども気軽に参加出来る。



Lamb Ouziという料理。隣でサーブするインド人スタッフに聞いたら『インドではまあビリヤニですよ』との返答







Fish Sayadishという料理。なかなか可愛らしい顔をしている。








価格帯にもよるが通常それはブッフェ形式で提供される。またこれらはイフタール・ブッフェ、イフタール・パーティーなど『イフタール』の名が冠せられている事もあってある種の喜捨的側面もあり(ラマダンになるとデパートではセールが行われる)、価格は通常の食べ放題より安い。従って普段なかなか行く機会のない高級ホテルのブッフェであっても特別価格で提供しているため、こうした機会を目当てにして高級ホテルのイフタールを楽しむ外国人在住者などもいるらしい。



















ドバイ到着し、あらかじめ日本で目星を付けていた店にコンタクトを取ってみたものの軒なみ予約で一杯。10軒近く聞いたが全てフルだという返答。せっかく楽しみにしていたドバイのイフタールがフルだとは…

こういう時は電話ではなく実際行ってみた方がなんとかなる、という今までのインド体験から判断し、アポ無しで高級ホテルのPalace Hotelに行ってみた所、最初はやや難色を示されたが受付で少し待つように言われ、案の定しばらく待っていると『空きが出たからどうぞ』と通された。やはりこうした社会、ゴネでみれば何とかなるものである(笑)



圧倒的物量のデザート類。中東系・インド系・欧州系と各3テーブルあり、デザートだけで別部屋となっている。
















通された空間には中東料理を中心に、インド料理や各国料理がこれでもかと陳列されている。給仕や調理スタッフにはインド系も多く料理に対する疑問などがヒンディー語で聞けるのも助かる。巨大で豪快なマトンや魚のプラオや各種ビリヤニ、ハリームなどの料理が目を惹く他、デザート・コーナーに行くとインドのジャレビーやハルワ、バルフィ、中東や西洋の様々な菓子類が並んでいる。肉や魚料理を中心に、何から何まで筆舌に尽くしがたかった。




















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2016年06月13日

小田急相模原のナマスカールで食事会

本日は楽しみにしていた小田急相模原のナマスカールで食事会。前回の訪問時は車で、今回は飲酒を見越しての電車。やや数年ぶりの小田急線に戸惑いながらも何とか会場に着くと、そこにはバナナの葉(本物)がテーブルの上に乗せられてmeals ready状態。







南インドならではの美しいバナナの葉の上にケーララ料理を中心とした料理が一つ一つ並べられて行くたびに空腹と興奮の度合いが高まる。







サンバル・ラッサム・フィッシュカレー、マトンカレー、モール、ベジ・チェティナードゥ、ベジクルマ、バスマティライス、パロタ、バパルetc…そしてミーンポリチャダ(バナナの包み揚げ)まで。〆のチャイ・パフォーマンスまで素晴らしい内容でした。主催・取りまとめいただきました山吉さん、お集まりの皆さんありがとうございました。
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2016年06月12日

伊勢崎マスジドのイフタール〜マーディナでのニハリ

先日野田市ハンディに行った際に、社長が周辺のマスジドにイフタール用の料理を配達している話やマスジド内の写真などを見させてもらっている活動に感銘し、当初坂東のマスジドに行こうと思ったが、先日食べた巨大なニハリが忘れがたく伊勢崎市へ。予約したマーディナに行く前にマスジドに行ってみたらタイミングよくイフタール準備中だった。一緒に手伝いながらイフタールにも参加させてもらった。











巨大なプラスチックの樽に牛乳とローズシロップと上白糖を混入し、ローズミルクを作っていく。

時間と共に車に乗ったパキスタン人たちが続々と集まり150人以上は来たらしい。シャルワール・カミーズを着ている人が多い。皆さん紳士的に接してくれるが全く知り合いが居ないのでアウェイ感が強い。




料理名を聞いたら『ローストチキン』であると教えてもらった。
以前はこのような料理がイフタールに登場することはなかったという。


別の場所では野菜のパコーラが作られている。









イフタール内容は、デーツやスイカ、マンゴーなどのフルーツ類、野菜のパコーラ、ローズシロップでピンクに色付けされたミルク、チキンロースト、マトンビリヤニなど。大鍋料理を作っている作業が非常に興味深かった。



伊勢崎マスジドのイフタール会場を一旦中座して、先日食べた巨大なニハリ(推定値600g)がトラウマとなりマーディナを再訪。実はここまで来て空振りはダメージ大きいのであらかじめ社長にニハリを食べに行く由を電話予約していた。



久しぶりに社長にもご挨拶。只今ラホールに支店を開設してまだまだパキスタンには支店を作るらしい。東京にも作ってよと一応言ってみた。



先日も居たベンガル人コックさんは名古屋から来たとは聞いていたが、その前は小山のパミールマートに3年も居たという。道理でパキスタン料理に精通している。4〜5時間煮込むというニハリは相変わらず今日も素晴らしかった。




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2016年06月09日

野田ハンディのイフタール

久しぶりに野田ハンディへ。ラマダン期間中の特別サービスとして、デーツ、ローズシロップ入りのミルク、チャトニー付きのサモサやパコーラなどの揚げ物、アル・チャナー・チャート、果物盛り合わせなどが無料で振る舞われている。






日没間際、店には続々とパキスタン人客が集まり、各テーブルの前には上記のデーツや揚げ物などがてんこ盛りに置かれ、日没時刻と同時に一斉に食べ始める。


ローズミルク


パコーラ類。すべて無料でふるまわれる。


アル・チャナー・チャート

入店後周囲のムスリム客に気を遣い、彼らと同時にこちらもデーツから食べ始める。それ以外のメニューは、チキン・チャルガ、ハリーム、マトンアーチャール、シャミ・カバーブの乗ったチキン・プラオ、ナーンとロッティ、コーラ、チャイetc チャルガにはさらさらのライタとグリーンチャトニー付き。ハリームは一皿分残っていたらしく、貴重な一皿を出してくれた。インドのハイデラバードやイランなどではラマダン中の料理としてハリームが食されるらしいが、パキスタンではそういうことは無いらしい。マトンアーチャールもアチャールの酸味と油が美味い一品。


チキン・プラオにシャミ・カバーブが乗っている。









八潮、坂東など北関東三ヶ所のマスジドへのイフタール配達を終えた社長も合流。久しぶりにご挨拶。料理に対するこだわりとかイフタール見学の話とか情報交換出来た。
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2016年06月05日

伊勢崎マーディナ〜伊勢崎モスク見学

群馬県大泉町に仕事があったため大泉町のブラジルレストランでの肉料理でもと思ったが、金土日はニハリを出していることを思い出して足を伸ばして伊勢崎市マーディナへ。




入店した時、大柄なパキスタン人男性が一人ビリヤニを食べていた。

昔食器のオーダーをいただいた事もある社長は不在で、まだ店に来て2〜3ヶ月のベンガル出身のコックさん(この店の前は名古屋にいたらしい)が一人店番をしていた。待つことしばし、巨大かつ油ギッシュな骨つき肉の塊が登場。






たまたま店に居あわせたパキスタンのお客さんと話してたら「これからナマーズだからマスジド行こう」と誘われ一緒に伊勢崎マスジド(ジャミアマスジド)へ。イマームのハーフィズ氏招き入れてくれ、ナマーズ風景を見学させていただいた。神妙なお祈り後はハルワをいただいた。




中央がイマームのハーフィズ氏






ナマーズ後にいただいたハルワ。細かく千切りにされたリンゴが入っている。
ラマダン中のイフタールもここで食事が提供されるという。

それにしても17号を北上していくとガンダーラ・モータースとかいかにもそれっぽい中古車屋が道すがら見えたりして気になって仕方がない。
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2016年05月26日

渡辺玲さんを囲んだ食事会@プルジャダイニング

昨夜はプルジャダイニングで渡辺玲さんを囲んだ食事会。美味しいネパール料理を食べつつ渡辺さんの圧倒的な情報量の話を長時間聞けて非常に有意義だった。具体的にはインド料理を作る観点から見たネパールの調理法や食材について、日本のインド料理シーンの過去と現在、インド各地特に一時帰国中の石井さんが在住するケーララやマラバールコーストに於ける、海上ルートで伝来された中東起源の料理とその現在、などなど興味深い話ばかりで非常に刺激的だった。





















プルジャさん料理も、以前のodaさん主催豚会で提供された希少部位などを中心に豚会サデコからダルバート、ディロまでフルコース的な内容。最後のターメリック茶以外はとても美味しく充実でした。とりまとめいただいた広松さん、ありがとうございました。
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2016年05月23日

相模原ナマスカール初訪問

相模原にあるシリサという印ネパ店に仕事で行き、帰途前々から行きたかった相模原ナマスカール初訪問。ディナーのケーララ・スペシャルミールスをオーダー。






食欲を刺戟するサンバラム(マラヤラム語でソルトラッシー。タミル語ではモルというらしい)からスタートし、魚(ツナ)のカレー、マトン・カレー、ポリシェリという大根と人参の入ったヨーグルトベースのカレー、ブラックチャナーのポリヤル、サンバル・ラッサム、焼き具合が絶妙なパロタetc。ツナのカレーとポリシェリが特にごはんによく合い、手食じゃなければもったいない気になる。デザートはイチゴのアイス。





オーナーご夫妻はケーララに多いクリスチャン。しかもなぜか初顔合わせなのに既にFBフレンドだった(笑)食肉のタブーもなく、ケーララの豚肉料理、牛肉料理の事などお店備え付けのケーララ・クリスチャン料理本を開いて事細かに教えてもらった。中でも印象的だったのは、KottayamコッタヤムやPaleパレはキリスト教が多い街ではビーフやポークなども普通のレストランにあるし、トディ・ショップ(飲み屋)ではアテとして豚料理も置いているらしい。思わず次の旅先をケーララにしたくなる。


オーナーさんが親切に何でも熱心に質問に答えてくれるのでつい長居してしまう。その国に対する印象はその国の観光局や政府がいくら金をかけて宣伝するより、こうした雰囲気の良いレストランとの一度の出会いでガラリと変わるものである。
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2016年05月21日

ブッダ生誕祭(ジャヤンティ)

先日は大森タカリバンチャで、フィニーロッティやバーターレなど珍しい食材が並んだ5月のブッダ生誕祭(ジャヤンティ)にちなんだプレートを食べた。山羊のスクティ、キンティが沈んだマスコダルがいかにもタカリ料理らしい。タカリ族は環境的にチベットに近く、仏教を信仰している人も多い。事実以前タカリバンチャの店主ディネーシュ氏の実家に行った際にしっかりとした仏壇を見せてもらった。従ってタカリバンチャでこのようなブッダ生誕祭にまつわる料理を出すことは非常に自然な流れである。ただしそのブッダセットと共にチャンもいただいたが…





この山羊スクティは去年11月にネパールに行った際タカリバンチャのディネーシュさんの実家からもらったもの。スクティは半永久的に持つものと思ってお店に預けっぱなしにしていたら、(消費期限ではなく)賞味期限はせいぜい3〜4カ月らしい。

基本的に山羊は秋に脂肪を溜め込み、エサの少ない冬に備える。冬になると山羊は痩せて美味しくない。従って肥えた秋の内に〆てにスクティにしておき、冬の間はそれを美味しく食べるという。スクティ作りの理由が保存もそうだがむしろ美味しさをキープする側面があり、割とそれを重視しているというのが面白かった。

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尚、同じブッダ生誕祭を在日ネワール人グループ(ネワー国際フォーラム)の方々が市川市の新井寺で読経などを中心に粛々と祝っていた。お昼時に出された食事はキールを中心とした菜食料理。













仏教説話にちなんでいるのか、キールを食べるのが習わしらしい。

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